生きろ ページ31
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私が手を離すとAちゃんは善逸さんに引き上げられ
私は何故か炭治郎さんに抱かれている
「...私貴方と落ちたい訳じゃ無かったんですけど」
「そうだろうね。けど藍花はまだ本当は生きていたかったんだろう?」
そんな感じがした、と炭治郎は付け加えて言った
そんな事ないはず...
私は善逸さんが言っていた言葉を思い返す
私が死んで悲しむ人...
Aちゃんともう一人、
蜜璃ちゃんの顔が浮かんだ
なんであの子の顔なんて...
けどもう関係ない
どうせもうすぐ死ぬんだ
「よし、そろそろかな」
「全集中 捌ノ型 滝壷」
!?
刀を出し受け身をとって回避した、?
今日の任務を死ぬ覚悟で来た私は拍子抜けしてしまう
「Aさんも藍花も互いに大事な人なんだろう?それなら二人で生きていればいいじゃないか!」
「貴方には嫉妬心や独占欲がないのですか?私はそんな感情が人一倍大きい。それに今更ただ生きろだなんて...」
炭治郎は困ったように眉を歪める
「確かに俺はそんなに感じた事のない感情だ。どうしようもないのかもしれない。けどこれだけは忘れないでくれ、Aさんは藍花の事を大切に思っていることを。」
嘘の噂を流し
Aちゃんは沢山暴言を浴びせられた
そんな私を大事に?
ふっ、と黒い感情が軽くなる様な感じがした
「...私、気が動転してたかも」
「動転と言うよりかは狂っていたぞ?」
「炭治郎さんは意外と毒舌なんですね」
毒舌!?っと驚いたように言う炭治郎さんが可笑しくて思わず笑みが零れる
そして私の顔をまじまじと見つめた
「そっち笑顔の方が良いぞ!!」
そう言う炭治郎も眩しいくらいの笑みを返した
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舞 - あ〜……うん!神の上の神の物語! (2020年3月20日 14時) (レス) id: 4eccfaac2e (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 由香里さん» 恐れおおいですありがとうございます(;;) (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
由香里 - うん、神☆ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 99b9ad058f (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 花幡。さん» わぁあありがとうございます!! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 174bef0ea6 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - たぴおかさん» うわぁぁぁ!!!嬉しいですありがとうございます!是非とも書いて下さいお願いします(土下座) (2019年11月4日 12時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年10月19日 0時