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「こんにちは、霜柱様!」



「こ、こんにちは...。はぁ....炭治郎くん。本当は...関わるべきでは...なかったんだけど、なんかごめんね。」




「いえ!霜柱様が気に病む事はありません!...それよりどうしてそんなに息が荒いんですか?」




さっき善逸と接吻をしていたから、
とは言えない




「き、今日の任務に備えてかるく運動をしてたんだ!!」




咄嗟に着いた嘘


我ながらかなり棒読みだったと思う


けど炭治郎は曇りなき笑顔でそうですか!と言った





「運動??そんなの俺は毎日してるけどそんなふうにはならねぇぞ。」


「猪頭くん、柱の運動とお前のような野生児の運動はまるで違います!!」




藍花が嘴平くんに厳しく言う




「まぁそんな事より師範、」




藍花は私に跪く




「師範と共に任務出来ること誠に嬉しく感じております」





手の甲にちゅっと接吻をする





っ!?何して、、


私は驚きのあまり声が出ない




すると善逸もぱっと私の手を掴み自分の唇へと引き寄せる




「んへ、俺もうれしーですぅぅぅぅ!!!」



「こら善逸!!!不用意にそんな事をするな!!」





炭治郎が思いっきり善逸に頭突きをする

善逸は泡を吹いて気絶した



...頭突きであの威力とは





「すみません、霜柱様...。」


「大丈夫だよ、竈門くん。あと霜柱様じゃなくてAでいいよ。」



「えっ、そうですか...。じゃあAさんて呼びますね!俺も炭治郎で大丈夫です!」



「分かった、炭治郎。」





炭治郎は頬を赤らめ嬉しそうに頬を緩める





「嘴平くんのことも伊之助と呼んでもいいかな?」



「ん?俺の事は親分と呼べ!!!」



「わかったよ、伊之助」



「なんも分かってねぇじゃねぇか!!A太郎め!!」





あぁ、こいつに名前を教えても無駄だ



そう思い私は何も言わなかった





「禰豆子ちゃんも今回宜しくね」


「むー!」





箱の中から可愛らしい声が聞こえる


ついこの間の柱合会議でその存在を一応は認められたものの良く思っていない輩も多い




けど少なくとも私は禰豆子ちゃんを心から認めている



稀血である実弥さんの血にも耐え鱗滝さんや冨岡さんの命もかけられている。炭治郎を守ろうとしたという話もとても嘘とは思えない。




この子にはそれだけの信憑性がある




「皆、行こう。」





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- あ〜……うん!神の上の神の物語! (2020年3月20日 14時) (レス) id: 4eccfaac2e (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 由香里さん» 恐れおおいですありがとうございます(;;) (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
由香里 - うん、神☆ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 99b9ad058f (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 花幡。さん» わぁあありがとうございます!! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 174bef0ea6 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - たぴおかさん» うわぁぁぁ!!!嬉しいですありがとうございます!是非とも書いて下さいお願いします(土下座) (2019年11月4日 12時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年10月19日 0時

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