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憂鬱な柱稽古 ページ14

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朝食を食べ終え善逸が任務に行った頃

私は藍花の柱稽古のため刀を研ぐ



ここ最近は私の休養だったり任務だったりで柱稽古が出来ていなかかったが任務も終わった今またあの憂鬱な時間が訪れる






「師範、お邪魔します!」





嬉しそうな声で藍花は屋敷に入ってくる



今日も演技がお上手な事で



心の中では嫌味を放ちつつ私は研いでいた手をとめる







「私がいない間も鍛錬を怠ってはいませんでしたか?」


「はい!師範に言われたメニューは全て行っておりました!」





そう、と軽く返事をして私達は庭へ出る





「師範、私が勝てれば我儘を聞いてはくれませんか?」




我儘、?


藍花が我儘を言った事は無い

少しの興味とまた良からぬ噂を立てられてはと不安が同時に募る





まぁ私が勝てばいい話だ


それに私は柱で継子に負けるなんて事はあってはならない



私はそれを承諾した






「では、よーい始め。」





...結果は案の定私が勝った




けどいつもより冴えた動き、私に一撃を初めて入れたことからかなり本気だった事が分かる





「んー、残念です、、」



「...今日の稽古は終わりです。ゆっくり休みなさい。」






私達の稽古は他の柱達に比べて倍以上鍛錬時間が少ない


柱や私より階級が下の鬼殺隊から言われ決めた事だ


藍花が嫌がらせされていると言うデマを確かめずもせずに信じた馬鹿どもから





私は嫌がらせなんてしていないのに


こんな顔に生まれたせいで皆藍花の話に納得する





藍花が可愛らしいから嫉妬しているだの



柱をやめろだの



藍花を傷つけた罪で自害しろだの






沢山の暴言を吐かれ続けた






「師範もお体を大切に」




私の膝元をちらっとみると藍花はではと言って帰った




また笑い合いたいだけなのに




”いつか”の時のように




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- あ〜……うん!神の上の神の物語! (2020年3月20日 14時) (レス) id: 4eccfaac2e (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 由香里さん» 恐れおおいですありがとうございます(;;) (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
由香里 - うん、神☆ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 99b9ad058f (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 花幡。さん» わぁあありがとうございます!! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 174bef0ea6 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - たぴおかさん» うわぁぁぁ!!!嬉しいですありがとうございます!是非とも書いて下さいお願いします(土下座) (2019年11月4日 12時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年10月19日 0時

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