朝の色気 ページ2
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「...んんっ.....ふわぁ....」
パチっと目が覚めて伸びをする
今日の布団はやけに暖かい
秋の訪れを感じ人肌恋しいこの季節
私は暖かさの正体を突き付けるため布団を剥ぐ
「.......ん、さむ....」
案の定善逸が私の腰元に抱きついていた
布団を剥いだせいで寒くなったのか善逸はさらに抱き締める強さをつよめる
「朝だよ、起きて」
寝癖がついた髪を優しく撫でる
...かわい
愛しく思いしばらく撫でていると薄く目を開けた
........ちょっと待って
「..ねぇ、おはようのちゅーは?」
私を自分の上に乗せて善逸は下から悪戯っぽくはにかむと私の頬に手を添え親指で唇をなぞる
普段とは全く違う色っぽくちゅーをせがむ善逸に私はちゅーをしないわけにもいかず、添えている手を唇に引き寄せ優しく接吻した
顔に熱が帯びているのが自分でもはっきりと分かる
「なに、照れてるの?...かあい、」
若干呂律の回っていない舌
寝ぼけてる?
まぁまだ早朝の四時だもんね
再び眠りにつく善逸をもう一度撫でると私は朝食を作るために台所へと足を運んだ
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舞 - あ〜……うん!神の上の神の物語! (2020年3月20日 14時) (レス) id: 4eccfaac2e (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 由香里さん» 恐れおおいですありがとうございます(;;) (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
由香里 - うん、神☆ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 99b9ad058f (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 花幡。さん» わぁあありがとうございます!! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 174bef0ea6 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - たぴおかさん» うわぁぁぁ!!!嬉しいですありがとうございます!是非とも書いて下さいお願いします(土下座) (2019年11月4日 12時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年10月19日 0時