地雷を踏んだ。【我妻善逸】

廿漆 ページ28

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あれから数日がたった


...良かった今日は居ないみたい
ほっとする反面少し寂しく感じた




流石にずっと嘘を突き通す訳にもいかないので私は前のように店に顔を出す




「おっ、Aちゃん今日はいるんだね！
体調は大丈夫かい？」

「えぇ、お陰様で。
ありがとうございます、元場さん。」





あぁ、また退屈な日々が始まる




善逸さんと話をするのがここ毎日の楽しみだったのに

そんな大切な日々を私が壊してしまった





大きな溜息をつくと横から低い声が聞こえた





「そんなでっけぇ溜息つくな
おはぎがまずくなんだろォ」





ギロっとした目でこちらを見るのは少し怖い雰囲気を出している厳つめな人だった




よく見ると腰元に刀、善逸さんと同じ隊服、胸元の傷

ただの一般人ではなさそうだ





そんな人が可愛らしくおはぎを食べているのに思わずふっと笑ってしまった





「ふふっ、あははっ...あ、すみません」


「侮辱してんのかァ？あ？」

「いや、可愛らしくてつい...。
お詫びにもう一つおまけします」

「話が分かるじゃねぇか」





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