◎独占欲 ページ39
部屋に帰ってきて
ソファに座る
「 手、もう痛くねー？」
『 大丈夫…』
なんかやっぱちょっと気まずくて
ほんとに落ち着かない
あー無理だ。魔法水に頼るしかない
『 エース、魔法水飲…』
「 やだ。」
『 え？ 』
その瞬間
またキスをされる
『 んっ、。や、』
やばい、
本当に抜け出せなくなりそうなくらい
なんか、気持ちいいっていうか…
付き合ってもないのに…
「 A、今日キスしたのいつぶり？」
え、
急に聞かれて驚く
『 ジャミルが家に来た日が最後… 』
「 嘘 」
『 え、嘘ついてない 』
「 最後に魔法水飲んだ日
お前から」
魔法水飲んだ日…
『 嘘、私から！？嘘！
え、でもエース覚えてないって…』
「 覚えてる
全部、ちゃんと。」
嘘だ…なんで。考えれない。
『 なんでそんなことしちゃったんだろ…』
「 多分、俺のこと好きだからじゃね？」
『 …かもしれない 』
否定なんて出来なかった
「 あー、もうほんとずるいわ。」
そう言ってソファに押し倒される
『 エース 』
「 かもしれないとかじゃなくて
俺はちゃんと好きだよ。
ほんとにお前が他のやつのものになるとか
まじで考えられねー。」
嘘…
『 本当…？』
また涙が溢れてくる
「 うっわまた泣き虫出た 」
『 エースも泣いてたしっ…』
「 はー、それはさぁ、。」
そっぼむいて頭を掻きながら
少し照れくさそうなエース
『 エース、こっち向いて 』
私の上にいるエースと
目をしっかり合わせる
『 私も大好き。』
少し笑ってさらに照れるエース
「やっと言った
今日は絶対忘れさせるつもりねーから 」
また、深いキス
初めて思いが通じあって
これ以上ない喜びにつつまれる
ゆっくり離れて
お互い笑い合う
「 じゃあこれから俺らは 番 ってやつだから
っていうかもう
Aが進級のために他のやつに抱かれんのも
また今日みたいに襲われんのもほんとやだ。」
『 私も、エースがいい。』
「 はー？煽ってんの？
無理、我慢とかできねーわ。 」
『 別にしなくていい…』
「 はー…何なの。まじで可愛い 」
頭を撫でてくるエース
「 積極性とかいらない。
進級のためとかじゃない
ランクが下がっても
Aは俺のとこに永久就職すればいいの。
授業の通りとか
難しいこと考えなくていいから
俺のことだけ考えて。」
そういってベッドに運ばれて
そのまま沈んだ
こんなに幸せなのは
私以上にきっといない
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クッキー(プロフ) - めっちゃ面白かったです！ラギーの続編読みたいです！ (2021年1月5日 10時) (
レス) id: cd08c0e3d8 (このIDを非表示/違反報告)
えす(プロフ) - ラギー・カワイイ・ブッチかなー？すみません！急に！！密かに全部読ませていただいたエース推しです笑。完結おめでとうございます！そしてお疲れ様でした！ (2020年11月25日 21時) (レス) id: 7890a45940 (このIDを非表示/違反報告)
ぽら(プロフ) - 魔法少女の劣等生ふうかさん» えええ！めちゃめちゃ嬉しいです！！けーくんもめっちゃ書きたいです！！本当に応援ありがとうございました！涙 (2020年11月16日 22時) (レス) id: df67849c44 (このIDを非表示/違反報告)
ぽら(プロフ) - モーモさん» 凄い嬉しいお言葉ありがとうございます〜！！おじたん良いですよね！！みんな書きたいです〜 (2020年11月16日 22時) (レス) id: df67849c44 (このIDを非表示/違反報告)
ぽら(プロフ) - えぬえぃさん» ありがとうございます！！けーくんもラギーもみんな書きたいです！笑 (2020年11月16日 22時) (レス) id: df67849c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽら | 作成日時：2020年10月18日 22時
