マブ以上の曖昧な関係【 エース・トラッポラ】

わけわかんない ページ32

部活中

ふと1日を振り返って

今日は散々振り回されたと心の中で呟く

てかなんであんなに照れたんだろう


てかエースはなんで付き合ってもないのに

わざわざ手を繋いだり、頭ポンポンしてきたり


なんでできるの？


きっと自分は男慣れしてないから
優しくあんなことされたら誰にでも照れるんだろう。

1回キスされそうになったアイツは優しくなくて
強引で怖かったから照れるとかなかったんだろうな


でもあの感じだとエースは相当女慣れしてる

キスも上手かったっていうか嫌じゃなかったし


まあエースしか知らないから
上手い下手言えないんだけどね


あー思い出しただけでなんか恥ずかしい

あ、まって休憩だ


『 今から10分間休憩でーす！』


危な、忘れるとこだった


「 はー、あっつ、」


Tシャツで汗を拭くエースに目が釘付けになる


腹チラしてる。なんか…すごい色気

てかあの色気、いつから？


ぼーっと見つめてたら


「 何見てんの、えっち、」

『 は？見てないし！』

いや、見てたけど…

…誤魔化そ


『 あー！ジャミルー！昨日はありがとう！』

ｼﾞｬﾐﾙ「 ああ、結局付き合うことになったんだな、」

『 そ、そうなの！』

ま、まあフリですけど…

ｼﾞｬﾐﾙ「 昨日大丈夫だったか？

涙目だっただろう、

まあ何かあったらすぐに頼ってくれ」

そう言ってジャミルは私の頭に手を伸ばした

その時

「 人の彼女の頭ポンポンしないで下さーい 」

目の前でパシッと手がどけられた。

ｼﾞｬﾐﾙ「 はは、やっぱり完璧な彼氏面だな、これなら問題ないな。」

少しイラッとしてるジャミルと

「 完璧な彼氏様の間違いっすよね？
先輩でもその辺妥協しないんで」

かなりイラッとしてるエース

『 エース、別にフリなんだし…』

「 他にバレて困んのはAじゃん。」

そうだけど…さ

なんか違くない！？

私2人の険悪なムード止めようと
しただけなんだけど！

あーなんかイラッときた

喧嘩だ、喧嘩！何を言い返そうか、


とか思ってたら

エースはちょっとそっぽ向きながら

「 お前が困ったらこっちも嫌だってわけ。」

って…

え、え、


『 あーーーー、もうなんか調子狂う！！』


やっぱこんなエース知らないって！

ﾌﾛｲﾄﾞ「 メダカちゃんうるさい！」

『 ご、ごめん！！』

ﾌﾛｲﾄﾞ「 2人とも番なら仲良くしてよね〜」

つがい…か

「 ま、俺ら超〜仲良いもんな？」

『 そ、ソウダネー』


なんか今日は振り回されまくりだ

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