解決策は ページ14
心ここに在らずのままジェノくんと話すこと数分、足音が聞こるほうを見るとテヨンオッパがこっちに気づいて手を振ってくれる
が、私の隣のジェノくんを見て全ての動きがピタッと止まってしまうオッパ。
『ジェノくん、来たみたい』
「あぁ〜あの人？」
うん、と頷くと、固まってるけど大丈夫？なんて心配されてしまった。
うーん、ダメかも。全然動き出さない
『オッパのとこ行くね
ジェノくん、一緒に待ってくれてありがとう』
「ううん、こちらこそありがとね。また明日」
バイバイと私に手を振ってオッパにも会釈をして帰っていくジェノくん。いい子だなぁ。
『オッパ？』
「……なんかされた？」
『なにもされてないよ…』
本当…変わらず心配性だなぁ。
よかった、なんて言ってぎゅう〜って効果音がつくぐらい強く抱きしめられるから危うく窒息するとこだった
『迎え来てくれてありがとう、帰ろうテヨンオッパ』
「うん、ちゃんと仲直りするんだよ
ところであいつは誰？？」
…こりゃ帰り道尋問だな
___________
家に帰ってドアを開けると、壁によりかかってケータイをいじってたテンオッパに微笑まれる
『…ただいま』
「おかえり、A」
「とりあえずAはお風呂入っておいで。ホットミルクでいい？」
『うん、ありがとうテヨンオッパ』
ちゃんと話し合えるように意見まとめなきゃね…
なんてたってテンオッパは家族1、口が上手だから。
___________
「…さて、まず学校にダテメをかけずの姿でいっていいか、からだね」
『それは…咄嗟に口から出ちゃったから、特にいいかな』
「Aもお洒落したいでしょ？髪だってちゃんと整えて行きたいはずだよね」
ね？と首を傾げられると思わずいいのかな、なんて思っちゃってつい本音が出てしまう
『そりゃ、うん、』
「ね、まぁ学校でAの事をちゃんと守ってくれる存在ができたならいいとは思うよ、僕はね」
ナナちゃんの事、かな
守ってくれる、なんてもしもの時が起きちゃった場合だし、なによりも彼氏がいるって知れ渡ったらもう前みたいなことは起きないと思うし…
『…うん、大丈夫だと思う』
「そのジェミンくん？ナナちゃん？を信用してる訳では無いけど、僕のAが選んだなら少しは信用してあげる。」
『もう、上からだなぁ…』
「ふふ、だからまぁ近いうちに家には呼んでね
相手によっては普通におもてなしするから」
『…近いうち、ね』
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井関(プロフ) - ごんちゃんさん» はじめまして〜！コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです(;_;)頑張りますね！これからもよろしくお願いします( ・・ )♪ (2021年4月15日 14時) (
レス) id: 8121f79624 (このIDを非表示/違反報告)
ごんちゃん(プロフ) - コメント失礼します！！めっちゃ面白いです。更新楽しみにしてます^^ (2021年4月13日 20時) (レス) id: db5fef77c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：井関 | 作成日時：2021年2月25日 0時
