今日から素で！ ページ16
家の最寄り駅に着くと見慣れた姿、誰かを待ってるのか壁によりかかって周りを見渡してる。
昨日のことが頭に浮かぶが無視はしたくないので駆け寄ってポンポンっと肩を叩く
『ジェノくん？おはよう』
「え
え、Aちゃん…だよね？」
『うん…？』
「なんか…イメージ変わるね、メガネもないし髪も…
…ジェミナには悪いけど、凄く可愛いね」
少し顔を赤らめながら恥ずかしそうに可愛い、なんて言ってくれるから思わず私まで顔に熱が集まる
『えっ、あっ、ありがとう…！
えーっと…誰か待ってるの？』
「あー…うん、待ってた。
けどもういいや、一緒に学校行かない？」
『…？うん、いいけど…』
誰のこと待ってたんだろ…まぁいいならいいんだけど…
改札に向かって隣同士で歩き出す。誰かと一緒に登校なんていつぶりだろ、少し嬉しい。
(もしナナちゃんと同じ最寄り駅だったら…)
そんなもしもを想像して思わず顔がにやけちゃう、いつか一緒に手を繋いで歩きたいなぁ
___________
いつも通り学校について靴を履き替えていると後ろからおはよう、と声が聞こえてきた。
「あ、はよーロンジュナ」
「ん、
…誰？」
『あ、Aです…』
目を大きく見開いて何回か瞬きをするロンジュンさん。ジェノくんと私を交互に見てこいつ？A？ほんとに？と言いたげな顔だ。
「…は？」
や、は？って言われましても…
「今日すごく可愛いよな、Aちゃん」
「いや、変わりすぎだろ
…うわーあいつら今日うるさそー…」
「ね。
あの二人うるさかったら俺かロンジュナが助けてあげるね」
「おい勝手に巻き込むなよ」
『はは、大丈夫だよ…』
___________
『ジェノくんたすけて』
「ん〜なにぃ〜？♡可愛い可愛いナナのAたん♡♡」
「前世で何したらそんなに可愛く生まれられるの？？可愛すぎない？大丈夫？痴漢されなかった？」
「だから言ったろ…」
「ジェミナ、へチャニ、Aちゃんだいぶ引いてるよ」
教室入った瞬間にクラスのみんなが、なんだ…？誰…？と言ってる中いそいそと自分の席に座ったら、
クラスメイトは嘘でしょ！？とざわつき始め、ナナちゃんとへチャンさんが、えぇ？！？！？！なんて叫びながら私の席に駆け寄ってきた
…あとの数分後、ナナちゃんからぎゅっと抱きしめられヘチャンさんに机をガタガタ揺らされている、やめて…
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井関(プロフ) - ごんちゃんさん» はじめまして〜！コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです(;_;)頑張りますね！これからもよろしくお願いします( ・・ )♪ (2021年4月15日 14時) (
レス) id: 8121f79624 (このIDを非表示/違反報告)
ごんちゃん(プロフ) - コメント失礼します！！めっちゃ面白いです。更新楽しみにしてます^^ (2021年4月13日 20時) (レス) id: db5fef77c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：井関 | 作成日時：2021年2月25日 0時
