山田side ページ23
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山「どう？撮れた？」
伊「ちょっと暗いけど大丈夫かな」
山「ん、よく撮れてる」
写真を撮りたい、と言った伊野尾ちゃんと一緒に海をバッグに写真を撮る
繋がれたその手には、お互いのカラーの入った指輪がはめられていて、“幸せ”っていうのはこういう事なのかな、なんて
夏と言っても夜は肌寒くなる頃で、風邪を引かないためにもそろそろ帰ろうかと提案する
家に帰っても一緒に居られるわけだし
山「そろそろ暗くなるし帰ろうか？」
伊「ん？ごめんなんて言った？」
山「そろそろ暗くなるからかえろーかー？」
なんて言った？と聞き返してくる伊野尾ちゃんにもう1回同じことを伝えても何故か黙る伊野尾ちゃん
まだ帰りたくない？
それは分かるけど…
まだ帰りたくないのならばもう少しブラブラしようかと提案すると、伊野尾ちゃんは急にしゃがみこんだ
山「えっ？伊野尾ちゃん？どうしたの、大丈夫？」
伊「っ！…っう……っ…」
頭を抑えて、時折呻き声をあげる伊野尾ちゃん
頭痛なのか分からないけど、急に体調が悪くなってしまったのかもしれない
とりあえず休ませよう、そう思って
抱き上げるよ？と尋ねても頭が痛いのか、こちらの声が聞こえていないのか特に反応もない
そのまま伊野尾ちゃんを抱き上げて車に運ぶ
山「寝てて大丈夫だからね」
もしそのまま辛そうだったら病院に連れていこうかとも思ったけど、車に寝かす頃には伊野尾ちゃんは落ち着いていて、「ごめん」と繰り返している
今にも涙が溢れそうな伊野尾ちゃんの頭を優しく撫でればスっと眠りについた
家に着いて、なるべく起こさないように伊野尾ちゃんを寝室まで運ぶ
…疲れが溜まってただけだよね？
大丈夫だよね…？
あんなに楽しかったのに、急に体調を悪くしてしまった伊野尾ちゃんに焦った
本当にどうしたんだろうか…
今はスヤスヤと眠ってる伊野尾ちゃんに安心する、けど…
さっきの頭を抑えてしゃがんでいた伊野尾ちゃんが頭から離れない
まだ9時前
頼りないかもしれないけど、一人じゃ心配になって俺はある人に電話をかけた
pururu…
お願い出て…
「はい、もしもし？」
その願いが通じたのか、3コール目くらいで電話に出てくれた
山「大ちゃんっ！ねぇ、どうしよう伊野尾ちゃんが！！」
有「山田？落ち着いて。なに？いのちゃんに何かあったの？」
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めおん♪(プロフ) - わらびもちさん» ありがとうございます〜！！昔のアカウントから読んで頂けてるなんて嬉しすぎますっ！涙これからも頑張ります！！ (2020年7月8日 10時) (
レス) id: e177312160 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - 完結おめでとうございます！9color〜のお話からずっとよんでてどの作品もほんとに大好きです、、！何回もコメントしてるかもなんですけどほんとに伊野尾さんの病系が好きすぎてほんとにめおんさんの作品毎回楽しみすぎるんです、！また新作楽しみに待ってます、！ (2020年7月8日 0時) (レス) id: 271deec22e (このIDを非表示/違反報告)
Koupen(プロフ) - めおん♪さん» やったああああああああああああああ！！！！！！！！絶対絶対待ってます！ (2020年7月7日 16時) (レス) id: f79358959f (このIDを非表示/違反報告)
めおん♪(プロフ) - Koupenさん» めちゃめちゃ嬉しいですっ！！新作もう少々お待ちくださいね！ (2020年7月7日 15時) (レス) id: e177312160 (このIDを非表示/違反報告)
Koupen(プロフ) - めおん♪さん» いやいやほんとに人生の癒しですって！(笑)多分学校の後はこれのために走って帰ってきてるんじゃないかってくらい(笑)新作！！よっしゃああああ！！！！←喜び方 (2020年7月6日 22時) (レス) id: f79358959f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めおん♪
| 作成日時：2020年6月22日 9時
