伊野尾side ページ20
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午後は山田と久しぶりのデート
楽しみがあるから仕事も頑張れる
…はずなのに、俺はまたやってしまった
「……さっ……伊野尾さんっ！ちゃんと話聞いてください！」
伊「えっ…あ、ごめんなさい…もう1回お願いします…」
本当にここ最近は耳の調子が以上に悪くなるのを感じる
呼ばれてる声に気づけない、
なんて話してるか聞こえない、
自分の発してる声にも膜が貼ってるような感じがする
…このまま良くなることは確実に無いんだ
もし、もし聞こえなくなったら
俺はどうしたらいいんだろうか…
伊「ただいま！」
山「おかえり、走って来なくてもいいのに笑」
それでも、どうにか山田にだけは隠し通したい
心配かけたくないのと、、、嫌われたくない、から…
だから今日も俺は無理やり笑顔を貼り付ける
伊「だって早く会いたかったんだもん」
山「……っ可愛すぎだよ」
伊「え？なんて言った？」
山「なんでもない！笑 じゃあ行くよ？」
伊「うん！」
それでも、山田の言動一つで俺はいつの間にか自然で笑っていられるんだ
伊「ん〜！美味しかったね！」
山「めっちゃ美味かった！」
伊「でも山田のご飯には勝てないな」
悩みなんて忘れさせてくれるくらい笑わせてくれたり、
俺の好みの美味しいご飯に連れてきてくれたり、
甘えさせてくれたり、
山田には感謝してもしきれない
やっぱり俺は山田が大好きで、大切で…
山「伊野尾ちゃんを連れていきたい所があるんだ」
伊「え、どこ？」
山「着いてからのお楽しみ〜」
まるで、これからイタズラを仕掛ける子どもみたいな無邪気な顔でそういう山田
しばらく車に揺られて着いた場所は一つのショップだった
山「ここね、俺の姉ちゃんの友達のお店なんだ」
伊「…じゅえりーしょっぷ？」
オシャレな筆記体みたいな文字で書かれた看板を読む
山田に手を引かれてお店の中に連れていかれる
外で手なんて繋いじゃダメだよ、とコソッと言えば「大丈夫、今だけ貸切にしてもらってるから」とスマートに俺を引き寄せて案内してくれた
お店の中はその通りで誰も居らず
ジュエリーでキラキラと輝いていて、眩しいくらい
「山田様、伊野尾様こんにちは、本日はお越し頂きありがとうございます」
山「今日は本当にありがとうございます｣
山田が挨拶するのに合わせてペコッと頭を下げる
「お好きに店内をご覧下さい」とお店の人は気を使って、すぐに奥へと戻っていった
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めおん♪(プロフ) - わらびもちさん» ありがとうございます〜！！昔のアカウントから読んで頂けてるなんて嬉しすぎますっ！涙これからも頑張ります！！ (2020年7月8日 10時) (
レス) id: e177312160 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - 完結おめでとうございます！9color〜のお話からずっとよんでてどの作品もほんとに大好きです、、！何回もコメントしてるかもなんですけどほんとに伊野尾さんの病系が好きすぎてほんとにめおんさんの作品毎回楽しみすぎるんです、！また新作楽しみに待ってます、！ (2020年7月8日 0時) (レス) id: 271deec22e (このIDを非表示/違反報告)
Koupen(プロフ) - めおん♪さん» やったああああああああああああああ！！！！！！！！絶対絶対待ってます！ (2020年7月7日 16時) (レス) id: f79358959f (このIDを非表示/違反報告)
めおん♪(プロフ) - Koupenさん» めちゃめちゃ嬉しいですっ！！新作もう少々お待ちくださいね！ (2020年7月7日 15時) (レス) id: e177312160 (このIDを非表示/違反報告)
Koupen(プロフ) - めおん♪さん» いやいやほんとに人生の癒しですって！(笑)多分学校の後はこれのために走って帰ってきてるんじゃないかってくらい(笑)新作！！よっしゃああああ！！！！←喜び方 (2020年7月6日 22時) (レス) id: f79358959f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めおん♪
| 作成日時：2020年6月22日 9時
