９奇術師 ページ9
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マージで行くあてないやつー！あれから相当歩いたけど全然着かないし。まずゾルディック家から出るまでも長かったし。街の人に道を訪ねながら歩いてるけどここどこ？？？？
『あーもーやになる！イライラするー！！！』
「どうしたんだい？お嬢ちゃん♥」
私は声を聞いた途端焦った。この声。この喋り方。ダメ、私、無視だ無視。
『…』
「なんで無視するのさ♠ボクが怖いかい？」
分かる、ものすごい殺気を放っている。多分私のオーラを感じてヒソカは話しかけてきたんだ。
『こ、怖くないです！！！貴方誰ですかー！！』
やっべー！いつの間にか無視作戦忘れてたー！結局無視作戦失敗。
そして隣に立っていたのはやっぱりヒソカで、あのニコニコ笑顔。
はい、私ヒソカ推しなんです。大好きなんです。胸がはち切れそうです。
「ボクはヒソカ♦キミは？」
『私はAです…………あの、ヒソカさん私住む所もお金も無いんです…急にこの世界に居て…』
推しだからってペラペラと事情を話していると、ドクン。私の心臓はまたこの世界に来た時のように、凄まじい痛みに襲われた。
思わずしゃがみこんで胸を抑える。
もしかして、私がここに来たことを喋れば心臓が痛むのか？
「大丈夫かい？♠」
『だ、大丈夫ですっ…！』
ヒソカは私に駆け寄ってくれてた。近くにあるベンチにとりあえず座るとまたヒソカが口を開いた。
「キミ、さっきの話は本当かい？住むところもお金もないって話♦」
『はい実は……先程までは住まわせてくれるお家見つけてたんですが理不尽な婚約者に追い出されてしまいまして！！』
「理不尽な婚約者？面白い話だね♠キミ気に入ったよ♦ボクの家においで♥」
まさかの言葉に顔を上げる。ヒソカイケメンすぎるー！！！あんた顔も中身もイケメン！変態で戦闘狂でもイケメンなのだよ！さすが私がすきになった男なだけあるさ！！！
『ヒソカさーーーん！！！好きです！大好きです！あの本当は私ヒソカさんと結婚したいです！！あんなクソ(イルミ)より！はい！ほんとうに！！！！！』
「クックック…♠ボクと結婚かぁ…考えといてあげるよ♥あとヒソカさんじゃなくてヒソカでいいよ♠敬語も外して♦」
『あーヒソカありがとう…！！！泣けてきた！なんだか泣けてきたよ！やっと今幸せ感じたわ！』
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n/A(プロフ) - 夢小説のこの愛され具合が最高です🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️ (1月9日 1時) (
レス) @page43 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
いや - 主人公……ちょっとサイテー過ぎじゃね…？ (2020年12月29日 6時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
あいなんご - 更新待ってます…（ ; ; ） (2020年10月9日 17時) (レス) id: 8435759ba2 (このIDを非表示/違反報告)
Udon - めっちゃ神小説！主人公とかヒソカとかイルミが超好きです！次の更新待ちきれません！いつも応援してます！！ (2020年6月8日 18時) (レス) id: 64030b123a (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - もう更新されませんか？たのしみにしてます！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: c36a345511 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つららちゃん | 作成日時：2020年3月14日 22時
