３７ヒソカの気持ち ページ38
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イライラした。Aが他の男と喋っている所を見ると無性にイライラしてあんなに大切な青い果実のゴンやキルアでも殺したいと思ってしまった。
ボクは確信した。この気持ちがなんなのか。
恋だ。今まで体験したことの無い初めての感覚。ボクに好意を抱いてくれる女が今まで居なかったわけじゃない。でもその女に興味を持ったことはない。どれも面白くない人間だった。
初めてAに出会った時から薄々変な気はしていた。でもまさか柄にも合わず普通の人間と同じような胸苦しい感覚になるなんて、ボクらしくなくて少し残念だ。
『………っ、ひそ…はっ…』
唇が度々離れる瞬間に苦しそうに息を吸っている彼女を見るといつもとは違う興奮が抑えられそうにない。
本当は触れるだけのキスのはずだった。でもボクを変えたAに少しイラついてムキになってしまっていた。それが逆効果でボクを追い詰めてるだけだなんて…
でもそろそろ苦しそうだし、やめてあげよう。
『……っはぁ…はぁ、』
「ごめんね♠少しやり過ぎちゃったかな♦」
『…はぁ、ほんとっ……何してんの…！！』
ボクの下に敷かれている彼女はいつもの調子で怒鳴りあげる。でも顔は赤くて。もっと虐めても良かっただろうか？
「だからボクは許してないって言ったじゃないか♦でももう許すよ♦今のキスで♥」
『キッスで許すだと？！嘘だ！私はそんな嘘には騙されない！もしやキスしてる時に毒かなにか混ぜたな！？』
「はぁ♠キミには何を言っても通じなそうだからやめておくよ♦」
ボクがキミに気持ちを伝えられる日は来るのだろうか…
『てか退いてよ！ずっと私の上に乗ってさぁ！』
「ボクはこのまま寝てもいいんだけ…」
ボクがそう言いかけた時だった。ボクの目の前を針が横切る。イルミだ。
「イルミ♦いたなら言ってよ♥」
「何してるの」
「何って…見ればわかるでしょ♦」
この試験中イルミの様子がずっと変な気はしていたけど…
『………わわわ私用事思い出した！…ヒソカ、退いてっ！』
Aがボクの胸板を押すから仕方なく離れると部屋から出ていこうとした。Aの手を掴んでどこに行くの？と聞くとキルア達のところと耳打ちされた。
「またボクから離れるんだ♠」
『ヒソカが一番好きだから…』
そういう彼女があまりにも可愛すぎてやっぱりどこへもいかせたくない。またAの腕を引き自分の胸に収めた。
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n/A(プロフ) - 夢小説のこの愛され具合が最高です🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️ (1月9日 1時) (
レス) @page43 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
いや - 主人公……ちょっとサイテー過ぎじゃね…？ (2020年12月29日 6時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
あいなんご - 更新待ってます…（ ; ; ） (2020年10月9日 17時) (レス) id: 8435759ba2 (このIDを非表示/違反報告)
Udon - めっちゃ神小説！主人公とかヒソカとかイルミが超好きです！次の更新待ちきれません！いつも応援してます！！ (2020年6月8日 18時) (レス) id: 64030b123a (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - もう更新されませんか？たのしみにしてます！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: c36a345511 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つららちゃん | 作成日時：2020年3月14日 22時
