【H×H】愛のカタチ

２４最後の晩餐 ページ25

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いやー私今困ってます。


ヒソカが先程電話していた相手ですが…なんとイルミだったみたいで…そして会話を絶をしながら聞いておりまして…ヒソカなぜか私に独占欲出してまして…ハンター試験には連れていかないと…言ってまして…








非常に困ってます！！！！！！！！ハンター試験絶対に行きたいので困ってます！！！ヒソカが私に敏感になればハンター試験に行けない！！！！！







「これ美味しいね♦」


『ほ、ほんとー？なら良かった！』






ダメだ、考えすぎてまともに返答できない。もしこれで勘ずかれても無意味だ。







「で、さっきからどうしたの♠ボクが話しかける度に動揺してるけど♦」


『(勘ずかれてた〜〜〜〜〜〜)』


「勘ずかれてるよ♠」


『(声に出てた〜〜〜〜〜)』








結局私ハンター試験に行けず、キルア達に会えず、ゴンにも会えず、イルミには会わずに済み、一件落着…







『んなわけねえだろボケが！！！！』


「うんどうしたのかな♠」


『何で私ハンター試験に行っちゃダメなの！行かせて！てか行かせろ！行く！このボケー！！！！！』








多分ハンターファンがこの夢見てたら絶対思うよ！ヒソカのせいで他のみんなに会えないなんてふざけんなって！


てかこれ夢だよね？まだ覚めないんだけど？いやいやこの事は考えるの辞めるんだった、よし終わり


てかほんとにハンター試験行きたいんですけど！試験場でヒソカに会ったら100パー殺されそうになる、絶対








『なんで行っちゃいけないの！ヒソカ！！！答えて！』


向かいに座っているヒソカを睨みつける。








「じゃあ何でキミはそんなにハンター試験に行きたいんだい？もし仮にハンターになれたとして何かやりたいことはあるの？なにか理由があるならボクも考えるよ♦」







至って真剣なヒソカに思わず圧倒される。何も言い返せない。だってこっちの世界が現実だと思っていない。まずはそこから。


そしてハンター試験を受けたい理由はゴンたちに会いたいから。でも一つだけ言えることがある。









『ヒソカがやりたいことは私もやってみたいの！それが理由じゃダメ…？』









そうだよ！何忘れてんだよ！私ヒソカ推しじゃないか！ヒソカがやりたいことに興味が無いわけがないじゃないか！


私が言った言葉に驚いたのか不思議な顔をして私を見つめるヒソカ


「…はあ♦そんなだからAを他に会わせたくないのになぁ♠」






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