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ウォーミングアップを始めた帝国イレブンを横目に早速アイスを頬張っていたら、後ろから寝不足そうな人に声をかけられた。
｢すみません、桜庭さん……でしょうか？｣
｢はい、貴方は……｣
｢冬海です。
雷門夏未さんが貴女のことを呼んで｣
｢！え、夏未ちゃんが！？
行きます！何処ですか？｣
｢は、はい、こちらです……｣
冬海さんの後について雷門中の校舎に入っていくと、すぐそこに夏未ちゃんが腕を組んで立っていた。
｢ちょっと貴女！
……色々ありすぎて何から言えばいいか分からないけど、とりあえず、なんで貴女が……｣
｢夏未ちゃん……！
久しぶりだね、相変わらず綺麗！｣
｢ちょっと、聞いてるの？｣
ぷんすこ怒る夏未ちゃんに気にせず飛びつこうとすれば、当たり前のように避けられた。
……な、慣れてるもん……
私が余程寂しそうな顔をしていたのか、頭を撫でてくれた夏未ちゃんは優しい。
それに、きっと私をここに呼び出したのも……
｢もう！急に来られてちゃんとしたおもてなしができる訳ないでしょう！？
昨日にでも言ってくれれば……｣
｢ふふ、夏未ちゃんに会えるだけで嬉しいからいいんだよ！｣
｢そうじゃなくて！
……はぁ、もういいわ。
呼び出してごめんなさい、戻っていいわよ｣
｢は〜い！｣
じゃあね、と手を振ったのもスルーされてしまった。
夏未ちゃん、ツンデレが加速してるよ……？
───
そういや初めのエンディングって青春おでんだったな……なんて思いながら1話のエンディング見てました
めちゃくちゃ楽しい
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