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日常と非日常*7 ページ40





A「お邪魔します……あ、玄関濡れちゃう」



冬弥「お邪魔します。」



司「この大雨の中、よく来たな!」



咲希「2人とも、いらっしゃいっ!」







玄関のドアを開けるなり、司と咲希が満面の笑み出迎えてくれる。



玄関先に用意しておいてくれたのか、真っ白なバスタオルを私と冬弥に手渡してくれる咲希。



咲希は私と違って、明るくて可愛い女の子。



自分の体験からか、気配りも上手くて、多分友達も沢山いる。



私の中では、司と咲希は付き合ってることになってる。



(当たり前 参照)



っていう冗談は抜きにしても、この2人は仲がいい。



連携プレイもバッチリで、私と冬弥が使っていた傘や合羽を手際よく端に寄せてくれる。



2人は、将来いいお嫁さんになると思う。



(俺はお婿さん、だがな!?
By司)







A「ふっ……くしゅっ」



咲希「A!大丈夫?
風邪ひかないように、毛布と暖かい飲み物持ってくるね!」



司「咲希!冬弥の分もだぞ!」



咲希「うんっ!」







咲希はパタパタと階段を駆け上がっていった。



私と冬弥は、司に借りたタオルを返してから靴を端に寄せてリビングへ。







A「相変わらず広い家……」



司「Aの家も中々広いけどな?」



A「これくらい広かったら、かくれんぼも出来そう。
冬弥、数年ぶりにやる?」



冬弥「やってもいいが……司先輩達に迷惑がかかるだろう。」



司「冬弥……!
俺は良い後輩を持ったんだな……!」







それに比べてAは……!と、私に対して文句を言い出す司。



冬弥は、我が弟ながら出来のいい子だからね。







咲希「とーやくん!A!
はいっ、毛布と飲み物っ!
とーやくんはコーヒー、Aはココアね!」



冬弥「ありがとう、咲希さん。」



A「えぇ、私もコーヒーでいいんだけど……」



司「A、お前ブラックで飲めないだろ。」



A「そういう司は飲めるの?」



司「ぐっ……」







そんなふざけた、何の変哲もない話で数分間もりあがっていた。



その間もずっと雨が天馬家の窓を叩きつけ、時折雷の音も鳴っていた。



ここまで来るのも大変だったけど、帰りはもっと大変かもな……。







ーーーーー



これから先、冬弥とかの設定が公開されてもAは忘れてくれると信じてます。

次のビビバスイベント、楽しみ。

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作者名:桃園天利 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1eec8acd853/  
作成日時:2021年5月25日 23時

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