検索窓
今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:62,567 hit

回り始める*3 ページ27





そんな私の心を読んだのか、類さんはむしろ演出をつけることが大好きだと言ってのけた。



あ、演出って……もしかして……。







A「司が前に言っていた、凄い演出を考える人って……」



類「僕だね。」



A「あらまあ……」



司「なんだその近所の叔母様みたいな驚き方は!!」







司よりも年下なんだけどな……と思いながらもその言葉をスルーしてさらに後ろの方で退屈そうに足をぶらぶらとさせている女の子に目を移す。


その女の子は私の視線に気づいたのか、楽しそうに駆け寄ってきた。







??「わわっ!
Aちゃんとあお……冬弥くん!!
こんにちわんだほ〜いっ!」



冬弥「鳳さん、こんにちは。」



A「こ、こんにちは……え、えっと、
鳳さん?」



??「うんっ!
あたし、鳳えむ!よろしくね〜っ!」



A「えむちゃんか……よろしく。」







この時、その場にいた私以外の皆が『財閥令嬢だぞ気づけよ(ただし口は悪くない)』と思っていたことなんて知る由もない。







えむ「あ、でもショーが始まるまでまだ時間がある〜!!
Aちゃん、冬弥くん、あたし達がフェニックスワンダーンドを案内するよ!!」



A「いいの?」



えむ「もっちろん!
楽しみにしててね〜っ!」



A「あ、魚はやめてね……」







どこまでも広いフェニランに、私が来てない間に魚しかいない場所があったりしたら嫌だと思い、そう伝えたけどえむちゃんには届いてない……。



いざとなったら司を盾にして逃げよう……。



そんなことを考え、司の背中を押しながらえむちゃんの後に続く私だった。







司「な、何だ!?
おいA、何を考えているんだ!?!?
まさか虫でもいるのか!?!?」



A「天馬司は未来のスター……」



司「な、なら仕方ないっ!!」



寧々「ちょろ……」

回り始める*4→←回り始める*2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
89人がお気に入り
設定タグ:プロセカ , ビビバス
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桃園天利 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1eec8acd853/  
作成日時:2021年5月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。