夜雫ツートーン【プロセカ】 (ページ24)

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1本の糸＊3 ページ24

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───ねぇ、このままで、ままで、いられるかな───

最近、瑞希ことAmiaが入っている音楽サークルで出された曲。

題は……覚えてないけど。

瑞希がセンターで歌っていたこの曲。

きっと、何かがあるんだろうな。

だけど、生憎私はそういうことは得意ではない。

実は、国語もすこし苦手。

だから、気持ちを理解してよ！というワガママタイプも苦手。

瑞希の場合、見られたくないって言う感じが強い気もするけど。

A｢痛い痛いのどっちだ……｣

瑞希｢お、それ、ボク達の作った歌じゃん！
聞いてるんだ～｣

A｢ちょっと、急に出てこないでよ。｣

瑞希｢酷いな～｣

クスクスと笑いながら類さんが進んだ方向と逆の道からやってきた瑞希。

いっそ類さんのこと避けてるでしょ。

こんなに会わないことって……って、あれ？

瑞希は類さんを探してて、朝比奈さん、宵崎さん、絵名さんは瑞希を探してて、類さんは絵名さんを探してた？

……完璧にここら辺ぐるぐる回ってるパターンだ。

いっそ全員ここに呼び出した方がいいのかと思っていた矢先。

まふゆ｢あれ、1周しちゃった……って、青柳さん。｣

絵名｢え、まふゆに奏もいたの！？｣

類｢Aくん、そういえばさっき……｣

後ろから朝比奈さん、宵崎さん、絵名さんが。

そして前から類さんが戻ってきた。

突然の大集合にも瑞希は驚かず、当たり前のように楽しそうに会話をしている。

瑞希、もしかして────────

少し、心の中で思ったけど、口には出さなかった。

A｢そういえば、皆それぞれ用事があるんでしょ？
私、行くね。じゃ。｣

瑞希｢うん！ばいは～い！｣

瑞希(と絵名さん)が手を振ってくれたので、軽く振り返す。

楽しそうだな……なんて。

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本編にも題名をつけて、番外編を本編にしてみました！

『1本の糸』(半番外編)はいかがでしたか？

今回は多分1番絡みが少なくなるであろうニーゴの皆でしたね！

Aちゃんとニーゴ(主にまふゆと瑞希)は多分1番似てます。

過去とかそういうのはまた今度なのですが……()

この後、もう一度別ユニットの半番外編挟んで(もしたしたら本編も進むかも)1本の糸も少し進みます！

サイドストーリー感覚で楽しんでくださいね！