この顔本当にどうにかしたい【名探偵コナン】【降谷零】

５コナンside ページ6

「あー...あじぃーーー」

「やめてくださいよコナンくん、もっと暑く感じてくるじゃないですか．．．」

「涼しいって思えば．．．暑い.....」

「もお、ポアロ行って涼しもうぜ？暑すぎて喉がカラカラだぜ」

べぇっと舌を出す元太。

「そうね、ずっと外にいたらみんな倒れちゃうわ」


俺らは、サッカーをするために朝っぱらから公園で遊んでいたが確か予報では30度近くになると言っていた。


その中ぶっ通し遊んでいたので、体力が随分消費されてる。


「よーし、お前ら行くぞ!ポアロに！」

「おー！！」


ポアロが近づいてくると次第に駆け足になってくる。最終的には走って店内に入った。涼しい空間がまさしくオアシスだな。

「いらっしゃい！」

梓さんが出迎えてくれた。確か、今日は安室さんのシフトが入っていたはず。だが．．姿を見ない


「あれ?梓さん、安室さんは今日はお休みなの？？」



「ううんコナンくん、奥でお客様と話してるわよ！後でお冷持っていくからみんな座っててね！」

「はーい！！」



安室さんが居るという奥に進んでいくと、女性の姿が見えた。おいおい、ナンパでもしてんのか〜？


いや、安室さんに限って、そんなこと．．．．って、やけに楽しそうじゃねーか。いつもの女性客にはあんなに話さないのに...怪しい。


「おい灰原...?灰原？？」

「...江戸川くん、あ、あの人達」

「..奴らの仲間か？」

「わからない..けど、似たようなものを感じる、恐らく2人のどちらかから！」

とにかく確認してみるか。安室さんの近くによっていくと他の女性と同様に安室さんに夢中な人と．．．！！！べ、ベルモット...!!!

なんでこいつがここに．．．．


「安室さん!ちょっと！！」


灰原も連れて店の奥に。向こうでは元太達が居るけど害は無いだろう。


「どういう事か説明してくれる？あれは..ベルモット...なの．．？」

「？！やっぱり居たの？」


「いや、まだ断言は出来ない。彼女たちは姉妹らしくてね。新田財閥にお兄さんが婿養子で居るみたいだ。実際、ベルモット似の彼女とは全然話せなかったけどね。彼女のお姉さんが話してくれたよ。恐らく彼女は人付き合いが苦手で。クリス・ヴィンヤードをとても嫌っている。」



クリス・ヴィンヤードを嫌っている．．？一体なぜ。



「僕も色々と探ってみるつもりだよ」

「うん、なにかわかったら教えてね！」

．．．ベルモットに血縁者なんかいたのか...母さんにでも聞いてみるか

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