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ジジジジジッと目覚ましがなって起こされる。



「あ゛...ア゙ア゙無理なんだけど....」


「おはよう」


「ん」





目覚ましを叩き止めて挨拶を返してもう一度眠ろうとした。





......いや、私は一人暮らしのはずなんだけど、




「お目覚めかしら?ピニャ?メッセージは読まれてないみたいだけど、時間が無いの。急いで支度をして貰えないかしら??」



「え、ピニャって、え..?支度なんて、そんな急に言われても」


「そこに準備してあるんだから早く着替えてちょうだい?」




指をさだれた場所を見ると真っ赤なドレスにあの、シルバーのピンヒールが置かれていた。

「さ、早くして?メイクは私がやってあげるから。時間が無いの!私に全部やらせる気??」



深いため息を疲れてだんだん近づいてくるので、急いでドレスに着替える。



なんでこんな朝から急かされなきゃならないのよ...ったく。





「着替えたわね?じゃあメイクするからそこ座って?」


「なんでそんなこと」

「いいから早く」





有無も言えずに、されるがままにメイクをされていく。鏡に映る自分がどんどんクリスに近づいていくので、嫌になってくる。








メイクが完成すると、下に連れていかれて車に乗り込まされ事情を聞かされた。


「今日はあるパーティがあるのだけど、私は用事ができたから行けないのよ。その代わりにあなた行くってもらおうと思って。
貴方なら顔も背格好も似ているから私だってバレることは無いし。

貴方なら上手く私の真似を出来ると思って。ここから少し離れているからその間に私の特徴を教えてあげるわ。パーティの中に入ったら、それだけやっていればなんとかなるから 」



「え、いや、普通に考えて無理に決まってるでしょう?話せば声だって違うのにバレるじゃない。真似なんて出切っこないから。」



話を聞いていても、困惑するばかりで私の言ったことはスルーされて演技のレッスンに入っていった。



「貴方なら出来ると信じて居るから。頑張ってちょうだい?ピニャ。」



「その、ピニャって何??」

「あなたのパートナーとしてバーボンをつかせてあるわ。彼はあなたの事をベルモットって呼ぶだろうけど、臨機応変に対応してちょうだい。」


「いや、質問に答えて!!」



「着きました。」



そろそろ怒りが爆発しそうな時に、運転手さんが口を開く。ドアが空いたら外には安室さんがいて、いつもより雰囲気が違かった。

いつもより怖い。

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よる - 面白かったです!キールが出てくるのは珍しいのでとても気になります!更新待ってまーす! (2020年6月16日 23時) (レス) id: 68950930bb (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - にっしーじゃぬさん» 細かくてすみません。いつも楽しみに読ませていただいています。頑張ってください。応援しています。 (2020年3月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
にっしーじゃぬ(プロフ) - 明里香さん» 間違いの指摘ありがとうございます。修正しました。これからも「この顔本当にどうにかしたい」をよろしくお願いします! (2020年3月30日 22時) (レス) id: 8eb32adcee (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 32話にも誤字がありました。「手を話すことなく」ではなく、「手を離すことなく」です。 (2020年3月30日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 31話にも誤字がありました。「見に行っても行かな」ではなく、「見に行ってもいいかな」です。 (2020年3月30日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にっしーじゃぬ | 作成日時:2019年7月23日 23時

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