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スクイズにドリンクの粉を入れて、水を入れてからシェイクする。私も中1の時にやってたな、うちのバスケ部マネいなかったし。
とりあえずカゴいっぱいにドリンクを作り終わると、体育館へと運んだ。これじゃあまだ足りなさそうだな。
北さんは、少し難しい顔をしている花音に一生懸命スコアの付け方を教えていた。
そして……、
『侑くん……、何やっとるん』
「ギクッ」
体育館のドアに身を隠しながら、北さんと花音を凝視する侑くんを見つけた。
「うぐぐ、花音は俺のなのにという気持ちと、俺のために一生懸命マネの仕事覚えとる花音が可愛い気持ちが葛藤しとる……!」
『あー……、侑くんが教えれば?』
「俺もスコアの付け方なんて分からへん……!」
『そんな迫真の顔で言われても……』
あぁ、これはあれだ。「やきもち」だ。
いかん、私も侑くんが恋する乙女に見えてきた。銀島許さん。
『まぁ一日で全部覚えられんと思うし、帰りとかに色々教えてやってや。多分ポジションとかすっからかんや』
「おぉ、せやな。帰りスマートに送り届けてやるんや……頑張れ俺……」
ブツブツ言いながら体育館へと戻っていく。頼りない背中だな……。本当に彼に親友を任せても大丈夫なのだろうか……。
一抹の不安を抱えながら、私はドリンクが入ったカゴを体育館に置いた。
「さんきゅーマネさん。ドリンク貰うね」
『角名くん!お疲れ様』
汗だくな角名くんが、カゴからドリンクを一本持っていく。
汗がポタポタと体育館の床に落ちる。服で拭っているが、これはタオルも必要かな。
『角名くん、練習中悪いんやけど、タオルってどこに置いてある?』
「タオル?確か……ってう、わ」
気がつけば背中に衝撃。お腹には重圧感。角名くんが自分の汗に足を滑らせて転んだと分かったのは、私の上にのしかかる彼を見てからだ。
「うわ、ごめん。まじごめん。怪我ない?」
『わ、たしは、大丈夫だけ……ど……』
体勢的に色々やばいんですけどー!!?
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あまのじゃく(プロフ) - ういさん» やっぱちょっと訛ってましたよね!?萌えですね! (2020年8月17日 6時) (レス) id: 1bd81e41c7 (このIDを非表示/違反報告)
あまのじゃく(プロフ) - ことりさん» ぎゅんぎゅんw心臓大丈夫ですかw読んでいただきありがとうございます! (2020年8月17日 6時) (レス) id: 1bd81e41c7 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - 角名君標準語だけどイントネーションが関西ですよね!萌えました! (2020年8月17日 1時) (レス) id: a04005cb99 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - 北さんんんんんん(悶) 頭撫でてはずるい…ぎゅんぎゅんしました…笑 (2020年8月15日 0時) (レス) id: 19c0d362e8 (このIDを非表示/違反報告)
あまのじゃく(プロフ) - 麗さん» ぎゃー!!ありがとうございます!! (2020年8月14日 23時) (レス) id: 1bd81e41c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2020年7月11日 8時