�� ページ27
��
康二 side
阿部「 で、結局Aちゃんは行かないって言ってるって訳だ。」
康二「 んー、そうやねん。でも絶対行きたいと思うねんな。」
今日はグループでロケがあるからみんなでロケ車乗って移動中やねんけど、隣やった阿部ちゃんに昨日の同窓会の話をしてるとこ。
結局あの後風呂入ったりご飯食べたり同窓会の話になることはなくて、
康二「 しかもな、前は行きたがってたんやけどその時おれライブリハがあったり忙しかったしほんまにその日は仕事やったから行けへんかったんやけど、きっとおれのこと思って行かへんかったとこもあると思うんよ。」
阿部「 んまあ、Aちゃんって優しいもんね。」
康二「 そうやねんなあ。」
本音としては行かせたくない。
でもおれの我儘で行かせへんってのもなあ、て思ってさ。
康二「 それとあと1つ問題あってさ。」
これが1番行かせたくない理由の一つ。
康二「 Aが大学の2年まで付き合ってた元彼が居るんよ。」
Aちゃんはめめと同い年。
高校で出会って大学2年の途中まで付き合ってた元彼が居るらしく、前回もその子が幹事してたから誘いのハガキが届いたとかなんとか。
Aの親友、おれのことも知ってて唯一会ったことのある梨々花ちゃん(通称りっちゃん)が居るねんけど、その子もAと元彼は結婚すると思ってた、て飲んでる時口滑らせたこともあってさ、
だから、
康二「 ……不安、やねんな。」
阿部「 んー、不安な気持ち隠して行ってきたら？って背中押しちゃったわけだ。」
康二「 うん、Aちゃんも行かへんってゆーてるけどりっちゃんも行くやろうし。」
阿部「 なるほどなー、でもさ、こうして居ても康二モヤモヤしちゃうだけじゃない？それなら言ってみるのもアリだと思うけどね。」
んー、言ってみる方がいいんかなぁ。
たまたま携帯にピコンって通知が届いてそれと同時に明るくなる画面。
そこにはおれのだいすきなAが笑ってる写真で。
深澤「 Aちゃんならなんでも受け止めてくれるって、安心しな。」
康二「 え、ふっかさん起きてたん。」
通路挟んで隣で目瞑って寝てたくせに話聞いてたらしい。
阿部ちゃんもふっかさんも言うんやから、今日帰ったら言ってみよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 626人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
悠里(プロフ) - ハナさん» コメント、リクエスト有難うございます(T T)是非どちらも書かせてください！！♡これからもよろしくお願いします(^^) (2月16日 13時) (
レス) id: eb3b1c4c0d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 可能であれば風邪がうつって看病される側も読みたいです、、、！作者様のペースで更新頑張って下さい！ (2月16日 8時) (レス) id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - こんにちは！楽しく拝見させて頂いております！リクエストなのですが🧡くんが風邪を引いてしまってそれを看病するお話が読みたいです！！！ (2月16日 8時) (レス) @page17 id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：悠里 | 作成日時：2024年2月14日 1時
