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｢ あー、また起きられなかったなあ。｣
こうちゃんはいつも私が休みの日は絶対起こさないでそっと出て行くから行ってらっしゃい、ってしてあげられてなくて。
ちゃんとお見送りしたいって言ってるのに�犁戮澆瞭�はゆっくり寝てて欲しいから�瓩辰討い弔盖�してくれない。
彼なりの優しさ、それに甘える事にした今日もこうちゃんが出発した後に起きちゃった。
特にする事も無いし部屋の掃除とか普段仕事の日にできない家事を纏めてしてたら、
＿＿＿＿＿＿＿ガチャッ、
開くはずもない玄関のドアが空いた音がして、
｢ ……え、なんで、｣
恐る恐るリビングの扉を開けると、
｢ ……っ！？こうちゃん！？ ｣
康二｢ はあっ、はあっ……A……っ、｣
壁にもたれ掛かりながらすごく辛そうな表情を浮かべそのままフラフラと地面に座り込んだこうちゃん。
いきなり帰ってきた原因なんてこれしかなくて、
｢ ……待って、すごい熱。こうちゃん、早くベット行こ。｣
康二｢ ……うぅ、っ、｣
苦しそうな表情見てるとこれは確実に高熱で。
玄関入ってすぐのとこに寝室があるからこうちゃんの腕を自分の肩に回し出来るだけ支えになる様にこうちゃんをベットまで連れていく。
しんどいからなのか一言も話さずただ浅い呼吸を何度も繰り返していて、
｢ 水とか持ってくるからちょっとだけ待ってて、｣
首まで掛け布団を掛け急いでペットボトルの水と体温計を手に持ってこうちゃんの元へ戻る。
取り敢えず体温計を渡して測っている間に水を飲ます。
｢ ねえ、なんで言ってくれなかったの？起きた時も絶対しんどかったでしょ？ ｣
康二｢ ……だって、Aに心配掛けたくなかったし、それに今日は大事なレッスンとかあったから……。｣
自分の事よりも絶対誰かの事を優先するこうちゃん。
それが良い時もあれば悪い時もあって、
今回は後者。
こんなにもしんどいのに誰にも頼らず頑張ろうとするから、
｢ もう、ちゃんと頼ってって何回も言ってるのに。｣
康二｢ ……ん、ごめんな。ちゃんと言うから、｣
わたしが若干怒ってるのを察したのか眉を下げてまるで怒られてる子犬のような瞳をして謝ってくる。
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悠里(プロフ) - ハナさん» コメント、リクエスト有難うございます(T T)是非どちらも書かせてください！！♡これからもよろしくお願いします(^^) (2月16日 13時) (
レス) id: eb3b1c4c0d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 可能であれば風邪がうつって看病される側も読みたいです、、、！作者様のペースで更新頑張って下さい！ (2月16日 8時) (レス) id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - こんにちは！楽しく拝見させて頂いております！リクエストなのですが🧡くんが風邪を引いてしまってそれを看病するお話が読みたいです！！！ (2月16日 8時) (レス) @page17 id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠里 | 作成日時：2024年2月14日 1時
