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｢ ねーえ？こうちゃん。もうみんな帰っちゃったよ？ ｣
3人に手を振ってる間もわたしの肩で半分寝ながらむにゃむにゃ言ってた康二くん。
家の鍵を閉めて中に入ろうとするもののなかなか靴を脱ごうとしてくれなくてずっとぎゅって抱き締められてた。
｢ こうちゃん、仕事でしょ？ほら早くお風呂はいって寝よ？ ｣
康二｢ ……んん、しごと、お昼からやもん。｣
｢ あれ、撮影伸びたの？ ｣
本当は今日朝から撮影して昼から別仕事って言ってたのになくなってしまったらしく確認しようと聞いてもまともな返事はかえってこない。
じゃあ昼前に起きればいい話なんだけど酒臭いこうちゃんをどうにかお風呂に入れたい。
｢ こうちゃん、お酒の匂いするからお風呂入って。｣
康二｢ んー、Aちゃんも一緒にはいろ。｣
｢ わたしはもう入ったもん、ほら、部屋入るよ！ ｣
中に入りたいからこうちゃんをぐっと押すと意外にもすんなり受け入れてくれて靴を脱いで、一瞬私を離すとくるっと後ろを向いてちゃんと靴揃えてる。こういうとこ、ほんと偉いんだよなあ。
ニコニコしてる康二くんと目が合うとまたぎゅっと抱き締められて、
康二｢ Aちゃん、シャンプーのにおいする。｣
｢ うん、さっきお風呂入ったもん。｣
康二｢ おれ、このにおいすき。｣
｢ こうちゃんがプレゼントしてくれたやつだよ？ ｣
康二｢ においも好きやけど、Aちゃんもだあいすき。｣
なんて、甘々な言葉を呟きながらもわたしを後ろからまたぎゅっと体制変えて抱き締められ首元にグリグリっと顔を埋めてくる。
｢ んねえ、擽ったい。｣
康二｢ だってAちゃん不足やねんもん、｣
｢ はいはい、今日もよく頑張りました。｣
腰元に回ってる腕をぽんぽんっと撫でるように触ればふふん、って嬉しそうな声が耳元で聴こえる。
今日久しぶりに飲みに行ってたからか相当楽しかったんだろうな、って酔っ払ってる康二くんを見てると伝わってきてなんだか私まで嬉しくなる。
康二｢ あ、そういえば、｣
リビングに着いた瞬間、何かを思い出したようなことを口にする。
｢ ん？ ｣
康二｢ ふっかさんが、Aちゃんまた可愛くなったなってゆーてた。｣
なんて述べながらムスッとした顔をする康二くん。
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悠里(プロフ) - ハナさん» コメント、リクエスト有難うございます(T T)是非どちらも書かせてください！！♡これからもよろしくお願いします(^^) (2月16日 13時) (
レス) id: eb3b1c4c0d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 可能であれば風邪がうつって看病される側も読みたいです、、、！作者様のペースで更新頑張って下さい！ (2月16日 8時) (レス) id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - こんにちは！楽しく拝見させて頂いております！リクエストなのですが🧡くんが風邪を引いてしまってそれを看病するお話が読みたいです！！！ (2月16日 8時) (レス) @page17 id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠里 | 作成日時：2024年2月14日 1時
