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◎02 ページ3

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【11:02】

もう、そんな時間か…。
隣では、すよすよと眠っている凛月がいた。


「…よいしょっ … っ、いってぇ…」




腰に激痛。
服着たいんだけど痛くて全然動けない。仕方ない、凛月たたき起こすか〜。



「は−い、朝だよ〜。」


「…っ、いった…」



少し強めに凛月の腕を叩く。流石にアイドルだから顔にはしないけどね。




「…うう、優しく起こしてよ…」


「こちらは、昨日のせいで腰が痛いの〜。服着たいから、とってきてちょうだい…?」


「んん、そうだったね… あ、俺の服どうすればいい?」


「ああ、お兄ちゃんの部屋わかるでしょ?そこから新品らしいの持ってくればいいよ。」


「あいあいさ−」



凛月が、「はいっ」っと新しい服を持ってきてくれた。私は腰と戦いながら服を着た。



「んあ、…ぶかぶか…」


凛月もお兄ちゃんの部屋から持ってきた服を着たが少し大きそう。


「まあ、お兄ちゃん180cmはあるしね」


「いいなあ、俺もそんくらい伸びたいな…」



身長高い人ってモテるよねっと、付け足しながら凛月は口を尖らせた。



「いまの、凛月で私は満足してるよ?」


「そう言ってくれる、Aだ−いすき、」



えへへっと、笑いながら私を抱きしめた。私も凛月の頭を撫でながら抱きしめ返した。



「凛月、私腰痛いから料理してもらっても大丈夫?お腹すいちゃって」


「まっかせて、頑張って作るよ!」



夢ノ咲ではいつもめんどくさがり屋の凛月だけど、私の事になるとはりきってくれる。有難いんだけど、真緒が心配だな、




凛月がキッチンに向かったあと私は真緒に連絡をいれた。


A真緒〜
真緒は-い
A今日、凛月休みって言ってくれた?
真緒あ、はい!入れときましたよ
Aありがとね!




な−んて、ことをLINEした。そして、友達にも連絡をいれる。


Aみっちゃ-ん
美咲はいよ
A今日体調不良で休みます!
美咲だと思って、先生に言っといた
Aさすがみっちゃん!




「な−にしてるの、」


「…連絡いれてるの」


「そっかあ、はい。おにぎり作ってみた」


「おお、凄いちゃんと綺麗な見た目してる」


「Aに喜んでもらえるように頑張った〜」


「頑張ったね」



凛月の頭を撫でた。








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猫愛りあ(本垢)(プロフ) - あははっ!死んだ☆ (3月28日 19時) (レス) id: 89f95d01a6 (このIDを非表示/違反報告)
Tao音(プロフ) - なうさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです、更新頑張ります!! (2017年10月30日 6時) (レス) id: 8634ae5113 (このIDを非表示/違反報告)
なう(プロフ) - 突然のお米失礼します。アアアァァ( °∀°)ァァアアアやばいです凛月くんがどストライク過ぎる … !小説すごく面白いです!これからも更新を楽しみに待ってます … ! (2017年10月29日 23時) (レス) id: 214efe09ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tao音 | 作成日時:2017年10月28日 18時

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