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GWを利用して父とアメリカに来ている
MLBの勉強も兼ねての旅行
父の友人の息子さんが通訳をしてるらしく
案内などをお願いしたんだって
「おまたせしてすみません!」
「おぉ〜久しぶりだね、一平くん!お父さん元気?」
「はい!こちらに来ると聞いて
父から案内役を任されました(笑)
夜はぜひ家においでと。
えっと、こちらが娘さんですか?
初めまして、水原一平と言います」
「は、初めまして!越智Aと言います!
よろしくお願いします!」
「あははっ、relax,relax〜(笑)
そんな固くならなくていいよ」
自然な英語、、、これが本場か……私の英語まだまだじゃん
一平さんと軽めの食事を取ってから
スタジアムに向かった
「お父さんがこんな英語上手いなんて、、、悔しい」
「Aちゃんも上手に話せてたよ?」
「単語単語で理解しただけで
流れでは全然聞き取れなかったです(´._.`)」
「初めのうちはそんなものだよ、
最終日には今と全然変わってると思うよ?(笑)」
た、頼もしい。。。
「だってこれから行くところも英語しかないからwww」
………うん?一平さんドS?ドSなの?
「あまりうちの子をいじめんでくれよ〜?」
「これも勉強ですから(笑)」
「このチャンス逃すもんか!!」
だって、翔平のために決めたことだもん
いつかこの舞台に立った時、隣で支えたいから
一平さんの取り計らいで
選手たちやトレーナーたちとも交流できることになった
色んな所を見学していると
1人の選手が声をかけてきた
『やぁこんにちは、君は一平のGirlfriend??』
「のっNO!NO!NO!」
『そうなんだ!君可愛いから声掛けちゃった!』
うわどうしようわかんない早い、早すぎるっ!!
困っていると一平さんが助けてくれた
『彼女は僕の父の友人の子供で勉強で来てるんだよ』
『へぇー勉強かぁ!なんの?』
『あーえっと、トレーナーとか英語とかあとキャッチャー!』
『君、名前は?』
『越智Aです!!』
『よしA!俺のボール取ってみない??』
一平さんがめちゃくちゃ驚いていた
『待って!この子は女の子だよ!?』
「一平さん大丈夫です!ミット持ってるので!」
「そういう事じゃなくて、
まだ16そこらの女の子がメジャーリーガー……
それもうちのエースのボールを取れるわけないよ!?」
『一平、俺の勘は当たるよ。
この子は捕手としての才能がある。
この俺が久しぶりにワクワクしてるんだから
間違いない」
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