ハウス117 ページ20
克「言って貰えるってことは
期待されてるってことだから
お前はそれに答えないといけない。
わかるね？心折れちゃだめだよ？」
「……がんばる。私、がんばるよ！こにたん！」
よしよしその意気だ！と
ぐるんぐるん回される
この人なら信じてもいいかなって
中に戻るとママが立っていた
母「A、なんで出来なかったの？」
ママの言葉でまた前の自分に戻されるような
感覚
「……ごめんなさい」
母「謝れって言ってんじゃないの。
出来ないなら役者なんてやめなさい。」
ぐっと涙が出ないように堪える
克「ちょっと、いいですか？
あなた、マネージャーですね？
マネージャーなら
役者のマネジメントもしっかり
しないといけないとおもうんですよ。
厳しい言葉も時には必要です……が
出来ないから役者を辞める？
すぐその言葉がでてくるあんたは
マネージャー失格だよ」
止まることなく言い続ける
克「次に母親のあなたにいいますね。
役者は私情を表に出さないよう
演じてますが、プロだとしても
ダメな日だってあります。
今日のAみたいに
何回もリテイクする時もあります。
それを怒るのではなく
母親として支えになってあげなくちゃ
いけないんじゃないですか？
まだ、子供なんですよ
大人じゃないんです。
溜まりに溜まった感情は
どこにぶつければいいんですか？
頼れる親がそんなんじゃ
気持ちよく演技ができない。
もっと、Aを支えてあげて
ください」
ママはなにも言い返せず
車で待ってるわとだけ言って出ていった
克「あぁースッキリした笑
んじゃ、再開しますか？」
スタッフの皆さんは
小西と口で言い争ったら
誰も勝てないって知ってるから
誰も口出さず聞いていた
その場にいた人も
なんとなく、スッキリした顔をしていた
ような気がする
「こにたん」
克「ん、なんや？」
「……ありがとう。私もスッキリした！」
そうかといって笑ってくれた
そのあとの収録は不思議と自分らしく
演じることが出来た
……………話を言い終わったんだけど
「……なんか反応してよ」
みんなは我に返った
神「小西じゃないみたい」
安「いや、なんか、カッコイイっすね」
「皆、こにたんのイメージなんなのよw」
岡「…初めて聞いた。そんなことあったの？」
「信にぃと会ったのはそのあとだから
分からないね。
それに、誰にも話してないし」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 386人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蜜かん巣(プロフ) - フクモモさん» ありがとうございます！お時間かかると思いますが出したいとは思っておりました！お待ちください！ (2021年4月21日 20時) (
レス) id: 120278c611 (このIDを非表示/違反報告)
フクモモ - 最高でした！出来れば榎木淳弥さん出してもらいたいんですがいいですか!?これからも頑張って下さい！ (2021年4月21日 15時) (レス) id: 241eed9d08 (このIDを非表示/違反報告)
mai - 小野坂さんを出していただき、ありがとうございます！ニューヤングtvでの話、とてもよかったです！(語彙力) (2020年1月6日 0時) (レス) id: 460c90f09f (このIDを非表示/違反報告)
にゃーさん - 初コメですいつも読んでます更新ありがとうございます！こらからも応援してますお忙しいかと思いますがよろしくお願いします！！ (2019年10月2日 2時) (レス) id: 8d216b3522 (このIDを非表示/違反報告)
ウラタロス - お久しぶりです更新待ってますゆっくりでいいので是非ともよろしくお願いします。かん。さんの作品大好きです！！ (2019年8月12日 2時) (レス) id: 8d216b3522 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
