私も一緒に…！すりー【男性声優】

ハウス115 ちょっとした過去 ページ18

ビクッと驚くみんな

中「びっくりした〜…起きたのか」

岡「ごめんね？」

「そりゃ、起きるっしょ。
んー……ごめん、重かった？」

信にぃは全然と首をふってくれた

「小さい頃、現場でよく遊んでくれたり
慰めてくれたり……
……褒めてくれたのがこにたんだったの。
そりゃ懐くでしょ……ふぁ〜…」

神「他の人はしてくれなかったの？」

「してくれなかったってより
私が他の人との間に壁作ってたんだよね。
その壁をこにたんが壊してくれたから
今、私はこうやってみんなと
楽しく仕事出来てるんだよ。
ま、休んだ時期はあったけども」

なんか真面目な話になっちゃった
話す時が来るなんてね…

「私は両親に…愛されてなかったから
人なんてましてや大人なんて大嫌いだった。
そんなとき、役者ってのをしって
違う自分を演じれば気持ちが楽になったの」

あの頃の自分は
他人とはうわべだけの付き合い
とりあえず、子供っぽく笑っておけば
いいやって

ある時、監督から何回もリテイクさせられ
なんか違うと何度も怒られ
撮影も長引くしまつ。
ため息を漏らすスタッフたち。

自分では、完璧にこなしてるはずなのに
なんで？どうして？なにが悪いの？
そんな目でわたしを見ないで。

その時はこにたんと2人だけの収録で
こにたんも付き合わせちゃって
絶対、糞ガキって思ってんだろうなって
思った。

でも、そこにいる大人でこにたんだけは
違かった。

克「監督〜ちょっと休憩しませんか？」

こにたんが声を掛けてくれて
休憩になった

克「なぁなぁちょっと散歩いこか？」

こにたんに連れられ屋上に行った

克「Aちゃんさ、人嫌いでしょ？」

突然の質問に驚いた

「…きらいじゃ、ないです」

克「嘘やんw………見ればわかるよ。
……なんでって顔してるな、
おじさん何年生きてると思うてるの？w
それに、Aちゃんは人の目を見ないよね？見ないんじゃないね、
……見れないんでしょ、怖くて」

「……目を見ると怒られるから、
見るなって、叩かれるから、
本当はママとパパと仲良くしたいのに
うざいって、なんで産んじゃったんだろうって
んじゃ、自分はどうすればいい？
仕事で学校行けないから
お友達もサボってるって言って
いじめてくるし、先生も親にいうから
親はイライラして………
大人が怖い…人なんて信じられない
だから、私は違う自分を演じるの！」

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