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近「余計なお世話かもしんねーけど
皆に言っても問題ないと俺は思うよ。
父親になってる奴も居るし
なんかあった時にサポートも迅速に出来る。
それを考えると悪い話じゃないだろ?」
「でも皆に気を使わせちゃうじゃないですか。
それが申し訳なくて………」
あと2試合
厳しい戦いになるのは目に見えてる
なら、私のことを言って
皆に余計なものを考えて欲しくない
試合に集中して欲しい
___ぽんぽん。
近「誰も迷惑なんて思わねーよ、逆に喜ぶだろ(笑)
だから…………勝ちたいなら頼れ。仲間なんだから。
おっちが背負ってるもん、俺たちにも背負わせろ」
「……………」
近藤さんが言うことも分かる。
…………でも………
近「もっとわがままを言え、甘えろ。この頑固者っ(笑)」
ぐしゃぐしゃと乱暴に撫でられた
「もう近さんっぐしゃぐしゃだよっ!!」
近「ははっ(笑)」
…甘える、か。
本当に迷惑と思わないだろうか?
みんなのお荷物にはなりたくない
でも、何か起きてからは遅いってこと………だよね。
_
__
___栗「近ちゃんありがとうね」
近「あんな素人芝居、もうこりごりですよ(笑)
…おっちはちゃんと言ってくれますかね?
俺よりもダルさんの方が良かったんじゃないですか?」
栗「このチームでは近ちゃんしか出来ないよ。
一番信頼してるからね、あの子も翔平も」
確かに一番付き合いが長いのは
日ハムメンバーだ
それなら近藤も納得いくだろう
近「監督はどう考えてるんすか?
おっちはもう出せないってことですよね。
……捕手の中での打率が良いのはおっちじゃないですか。
甲斐さんたちも悪くは無いですが
少し影響があると思いますけど」
栗山は悩んでいた
ドクターストップがかかった以上
これ以上、彼女を出すわけにはいかない
だが日本が勝つには必要な存在
(栗:………………𓈒𓂂𓏸💭)
____
__
_
「………ん……?」
ガヤガヤと声が聞こえた
(あれ、いつの間にか寝ちゃってた)
ゆっくり目を開ける
その中の一人と目が合った
湯「ぁ、ふふっ。日向ぼっこですか?」
今「おっち〜日焼けしちゃうぞ〜!
ちゃんと対策してんのか?(笑)」
上体を起こし周りを見ると
宮城、朗希、由伸、ヌートバーが寝転がっていた
ヌ『ハーイ👋』
宮「気持ちよさそうだったんでご一緒させてもらいました!」
優しい皆なら_____。
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