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「(๑°꒫°๑)ポケー」
まだ誰もいない大学(場所借り)のグラウンド
そこで寝そべり空を見上げていた
妊娠か………まだ実感わかないよ
悪阻も無いし、お腹も出てない。
普通5ヶ月なら変化があっても良さそうなのに
私の腹筋はバキバキに割れている
お医者さんが言うには
人より骨盤が広いから前に出ないんだとか
まぁしょうがないか
妊娠してるなんて分からなかったから
普通に筋トレしちゃってたもんね
飲酒してしまったことは仕方がないので、
と言われたけど悪影響あるよね……大丈夫かな………心配。
でもまぁそっかぁ
避妊しても100%じゃないって証明されちゃったなぁ
翔平も驚いてた
でも、すごく嬉しそうにしてた
昨日の夜はずっとエコー写真見たりお腹触ったりして
それにエコー写真を撮って待ち受けにもしてた
既に子煩悩(笑)
翔平よりも自覚しないといけないのに分からない
ダメな…………母親だな、私。
ごめんね、これからは君のこと守るから
あと少しだけ、私に無理をさせてね
お願いします。とお腹をひとなでした
そんなことをしていると近藤さんがやってきて
私の隣に腰を下ろした
近「おっちさんや〜」
「近ちゃんなんですかぁ??」
近「うわ、おっちに近ちゃんって言われるのは痒いな(笑)
お前さ、妊娠してんの?」
はて?
なんで近藤さんが知ってるんだろ?
あぁ、あれか。
翔平が近藤さんには話したのかな?
近「違った?」
「そうらしいですね〜」
近「えぇっ!?」
「え??」
近「え、まじで??!!」
「…………ぇ?………Σ(`艸´ ; )ハッ!……翔平から聞いたんじゃ……?」
首を横に振る近藤
「えっとッしてないです!!
絶対してまへんッッッ:(´◦ω◦`):」
近「動揺しまくりだぞ?噛んでるし。
誰にも言わねーよ、栗山監督も言わなかったってことは
そういうことだろ?」
さすが元日ハムメンバーだ。
よく理解してらっしゃる
「えぇ〜なんで分かったんですかぁ??」
近「俺の嫁さんも今妊娠中なんだよ。
だから、何となくだな。
でもおっちの場合
動いてるし、飯は…これは昔から大食いだったな(笑)
それでいつも通りだったから気づかなかったけど
急に体調崩すってのは珍しいと思ったんだ。
管理は人一倍徹底してやってるからな、お前さんは」
「そんなんで分かったの怖いです、近ちゃん探偵じゃん。
いや、さすが師匠」
近「やめぇ」
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