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水「その、大丈夫なの？」
「大丈夫！！問題なく元気に育ってるって言われたよ！」
オ「貧血で倒れたのは、
お腹の子の成長によるものだそうです。
先生からは、これ以上の激しい運動は許可できないと」
「それでも私は最後まで選手でいたいです。
監督、お願いします。私を外さないでください！
この大会に私は覚悟を決めてるんです！！」
「…ん？……A、それさ
この大会が最後みたいな言い方じゃね…………？
もしかして、隠してたのってそれなの？」
あぁ、やってしまった。
その悲しそうな顔をさせたくなかったから
まだ知られたくなかったのになぁ。
でももう隠すのは無理ってことですね
栗「Aちゃん。
翔平には、ちゃんと話しなさい」
わかりました。と返事をして翔平と少し2人にしてもらった
「もしかして、ずっと迷ってた？」
やっぱり翔平は薄々気づいてたみたい
「ずっとではないんだけど、
いつかは真剣に考えなきゃなと思ってた。
それでWBCの話を貰った時、
タイミング的に良いかもって。
私の夢も叶えられるかもしれないし」
「そっか…。んじゃ俺のやることは決まったわ。
Aの夢、叶えてあげないとね〜」
肩を上げて二ヒッと笑う
「責められると思った。
黙ってたし、勝手に決めちゃったからさ」
「責めないよ。だってAは頑固だからね(笑)
何言っても曲げないでしょ？
昔からそうだもんね〜
Aは自分で決めてから僕に言うからさ〜
困った困った〜( ´･֊･` )」
「昔から突っ走ってごめん、、なさい(´•ω•`)」
「猪突猛進」
「それは翔平もでしょーが」
さっきは悲しい顔してたくせに
今は笑ってさ
本当に私の相棒は頼もしいよ
そんなあなたの隣に立ちたくて
一番近くであなたを見ていたくて
ここまでやってきた
だからあなたの
最後まで戦うよ
なんと言われようともね
「みんなには言うの？」
「大会終わるまでは言わない。
言ったら気ぃ使わせちゃうからさ」
「そっか、分かった。全力でサポートするよ
あと、顔に出ないようにしないと」
頬を叩いて(｀･ω･´)ﾌﾝｽｯ！と気合いを入れていた
「それ翔平の得意分野でしょ」
「俺の事なんだと思ってんの？
流石にニヤケちゃうよ、俺らの子がここにいるんだから。
まだ信じられないけどね、Aずっと動いてたしさ」
「ニヤけちゃうって、可愛いな翔平」
(私もまだ実感無いよ)
「おい逆、逆(笑)」
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