→300← VS🇮🇹 ページ2
翔平の後を任されたのは伊藤大海くん
「ひ〜ろ〜みん。……ドンっとおいで」
そう伝え、肩をポンッと叩く
凄く頼もしいと、この時の大海は思っただろう
伊(ここは大谷さんのためにも一点もあげるもんか)
大海くんは完璧に打ち取り、この回を抑えた
「ナイピ、ひろみんっ♪さすがです👏」
伊「Aさんのリードのおかげです😊」
「えぇそう？？照れちゃうなぁ(◦ˉ ˘ ˉ◦)
………なぁんて(笑)
んじゃ先輩は取られた分取り返そうかな」
はい、有言実行。
タイムリーヒットで2点巻き返した
(ベンチに向かってペッパーミル✊🏻👊🏻✊🏻👊🏻)
甲「ほんと頼もしいわ、負けてらんねーな」
近「俺さ、なんかおっちいると負けねーなって思うよ」
一人の選手に引っ張られていく侍たち
その中にはもちろん彼もいる
ベンチに戻ると翔平が私の頭をぐしゃぐしゃと撫でた
「さすが、相棒」
「ふふふ、尻拭いは出来たかしら？(笑)」
「この〜っ、生意気な口はこれかっー！
でも、サンキューな」
「え？なんて？？(´･ω｀･ 👂🏻)ﾓｯｶｲｯ?」
「照れ隠しか、あぁ？( 💢*´꒳`*)」(頭グリグリ)
「イタタタっ」
私はこの回で交代
裏に下がり、タオルで顔を拭った
オ「おつ。」
「ん。おつ〜。あれさ、惜しかったよね。
もう少しで入ったのにさ」
オ「でも点は入ったから十分だろ」
オリバーにタブレットを貰い確認すると
視界がグラッと揺れた
オ「おっと、大丈夫か？目眩？具合悪いか？」
「いや、椅子から落ちそうになっただけだよ。
大丈夫さ〜(✌'ω' ✌)
…
……
………あの、ほんと大丈夫だから」
念入りにチェックされる
オ「少し貧血気味だな。
大丈夫って言ってもな、いつもの試合じゃないんだ。
まぁ、お前以外にも隠してる人チラホラいるけどな」
恐るべしオリバーの観察眼。。こわぁ。。。
「大袈裟だな、ほんとーに大丈夫なのに」
オ「ダメな時は言え。必ず」
………なんだろ、少しグラグラするのは
オリバーが言った通り貧血のせい？？
鉄分取らないと。
「オリバー、鉄分補給の食べ物かサプリ用意しといて」
そう伝えて、ベンチに戻ろうとしたら
皆が待ち望んだ時がきた
カキーンと快音が響く
ムネくんのタイムリーヒット
私も飛び出していこうとした時
最後に見た景色は階段下から見えた球場の明かりだった
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