8.燃え広がる ページ9
「…そういえばアクア国で下級モンスターが暴れてるとか聞いたんだが本当か?」
ルキがアンちゃんに聞いた。アンちゃんは少し驚いた表情を出していた
「…はい。モンスターの仕業かはまだよく分かっていないのですが…この一ヶ月で放火事件が多発しているんです。アクア国は水の国、ですから今の所はまだ大丈夫なんですが……」
アンちゃんが泣きそうな声で言う。そして放火…今でもあの事を思い出しそうになる。
「やっぱりケガ人…も命を落とした人も多いんです。…それでお願いがあるんです。」
アンちゃんが僕たちに言う
「モンスターを…やっつけてください!!私の家族も被害を受けているんです!お願いします!!」
僕たち三人はもちろん…
「分かった。僕たちに任せて!メモリーファインドは人助けもするから!」
「!ありがとうございます…!!」
アンちゃんが泣きながらお礼を言う。
これで…一人の少女の心は救えたかな…?
ーーーー
僕たち三人は泊まり先のホテルにいる。
「でもさ、よく言ったよなぁテト。……いやお前はお人好しなのか。」
最後の方は小さな声で言ってきた。
「ちゃんと聞こえてたよ。お人好しは自分で自覚してるよ。」
「してるんかい」というルキのツッコミが聞こえたが気のせいにしておこう。
「それにね…アンちゃんと僕ってなんか似てる気がするだ。色々と。」
「あっ…ご、ごめん。」
ルキが手を口で抑えて僕に謝ってきた。僕は大丈夫だよと一言言った。
「……!テト、ルキ!」
アクが驚いたような表情で僕達を呼ぶ。
「火の匂いがする!」
「!!行こう!」
ーーー僕達が行ったところは燃え広がる炎に襲われるアクア国の街だった。
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リケル(プロフ) - なっか(˙˘˙?さん» ありがとうございます^ ^自分の方が絶対文才ないですよ!もっと上手く表現などをしたいものです笑 (2015年10月21日 1時) (レス) id: 4787ac918f (このIDを非表示/違反報告)
なっか(˙˘˙?(プロフ) - 見にきましたよ〜!私とは比べようのない文才ですよね!尊敬〜!!お気に入り登録しました☆ (2015年10月20日 22時) (レス) id: b4b75ea564 (このIDを非表示/違反報告)
リケル(プロフ) - なっかさん» こんばんは!見に来てくれたのですか!ありがとうございます! (2015年10月17日 23時) (レス) id: 4787ac918f (このIDを非表示/違反報告)
なっか - ポケランのなっかです♪ (2015年10月17日 23時) (レス) id: 2a8efd51d7 (このIDを非表示/違反報告)
リケル(プロフ) - 夏星さん» ありがとうございます!!作者もキャラ達も頑張って行くのでぜひ応援してくださいね♪ (2015年6月7日 21時) (レス) id: 4787ac918f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リケル | 作成日時:2015年2月24日 19時