三話 ページ3
｢…信じて貰わなくてもいい
でも、君達は私に買われた身なんだ
次下手なことしたら…わかってるよね？｣
叩かれた手を触りながら私が言うと
先程の威勢などなかったかのように震えだしたゾムらしき男の子。
脅したのをどうか許して欲しい
そのまま檻から子供たちは出てきた
そして用意していた大きい車に乗せる。
子供と言っても14人も入るんだ、なかなか狭そうだが着くまで我慢して欲しいと言って、運転手にできるだけ早く安全運転で、と頼んで私も席に着く。
車が走ってる最中気づかれないようにチラチラ子供たちを見てみたが子供心はあるのだろう。外の景色を楽しそうに眺めていた、控えめに言ってめっちゃ可愛い。
┈┈┈┈
あと5分程で着くそうなので伝えておこう、そう思い後ろを向く。
｢そろそろ着くから準備しておいてね｣
私がそう言うとビクッと反応して
｢わ、わか…わかりました…｣
答えたのはトントンらしき人物だった。
怖いのに返事したんだ…男前だなぁ
そう思った。
そして車が止まった。
運転手にありがとう、と伝えて子供たちを降ろす。
すると一人が眠たそうに目を擦って欠伸をしていた。めっちゃ可愛いいんやけども…いや尊すぎ…
そんなことを考えながらその子を抱き抱える。とても軽かった、きっと平均体重よりもとても低いのだろう。
すると子供たちとその子は目を見開いた、なんか怖い。
｢や、やめたって！ショッピくんまだ6歳やねん！｣
そう言ってきたのはコネシマらしき子だった、まだ6歳だったんだ…衝撃を受けたと同時に、先輩後輩…最高か
顔には出さないように心の中でそっと呟く。
｢安心して寝て？何もしないから｣
そう言われたがやはり信用しきれないのだろう、頑張って起きていようとしていたが睡魔には勝てなかったようで二分弱で私の腕の中で眠りについた。
可愛い…
そう思いながら見つめていたが周りの雰囲気で、あっ…となって、じゃあ行こうか！と誤魔化した。
｢ここが我が家です、君達も今日からここに住むからある程度の部屋の場所は後で教えるね｣
そう言うと数人コクコクと頷いていた。
子供って可愛いな…と感じた。もしかしたらやばい性癖に目覚めているんじゃないか…という思考から目を逸らし、家に入るように促す。
｢は、入れません…｣
とオスマンらしき子が言う
｢どうして？自分の家に入るだけじゃない｣
私がそう言うと泣きそうな顔をしながら
｢だ、だって前のご主人様が…そ、そう言ってｯたから｣
┈
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らいむ。 - 終わりですか！？面白かったからいいかぁ... (2月18日 15時) (
レス) @page20 id: 4a8cb482e0 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - まっておわり？ (8月2日 3時) (レス) @page20 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
光 - 終わり!?でも、面白かったです (2023年4月15日 8時) (レス) @page20 id: 6a74bcc34d (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 続き、何時まででも気長に待ってますから、更新したくなったら更新してくださいな。飛んできます。これだけ色んな種族を見つけたんですもん、絶対良い作品になると思いますよ。楽しみにしてます！ (2021年7月8日 8時) (レス) id: 9dbbda50e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - えぇええええええええええええええ!!!!!!!!!!つっ続き、、、、は？ アァァァァァァァ気になるぅ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2021年6月19日 15時) (レス) id: 03e2260a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜 | 作成日時：2019年9月3日 19時
