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悩めば良いってもんじゃない ページ4

朝ご飯を食べ終わって、ダラダラしている時。




皆さんそれぞれ思い思いのことをしていて、読書したりテレビを見たりゲームをしたり、、、




私は、頭の中で何度も何度も皆さんに言わなくてはならないことをシミュレーションする。



でも、なんて切り出そうか分からない。



散々悩んで、私はーー







A「...お風呂お借りします!!」



ソファから勢い良く立ち上がる。思いのほか大きな声が出た。




皆さん呆気に取られた感じで、私のことを見ている。



昌「あ、あぁ。どうぞ」



やっと許可が取れたので、準備をしてお風呂場に向かう。



リビングを出ようとして一言。



A「ありがとうございます!」
















岡田sideーーー


朝ご飯を食べ終わって、皆思い思いのことをする、とても落ち着ける時間。



俺はAちゃんに借りた本の続きを読むことにした。



ソファに座って、何か難しい顔をしている
Aちゃんの隣に座る。




それから5分程経った頃



A「...お風呂お借りします!!」



突然立ち上がってそう宣言するように言う
Aちゃん。



皆ぽかん、と口を開けてAちゃんを見上げる。




昌「あ、あぁ。どうぞ」




坂本くんがそう言って、準備をし始めるAちゃん。


その光景をただ見つめる俺達。




スタスタと歩いて、リビングのドアを開けたところで、Aちゃんが振り返る。



A「ありがとうございます!」




そう言って少々強めにドアを閉めるAちゃん。



出て行った後も、皆言葉を発さず、目線を合わせる。もちろん口は開いたまんまで。



昌「...ちょっと集合」




坂本くんのその一言で、ダイニングテーブルに集まる皆。




快「なぁなぁ!Aちゃんどうしたんだろうなぁ!!!」



座った直後に、ソワソワしながらイノッチが言う。



健「んねー!なんか不機嫌そうな感じだったし...」

昌「まさか俺のご飯美味しくないのにムリして食ってたとか...?!」

博「いや...それは無いんじゃないかな?
本当に美味しそうに食べてたし。」

昌「そ、そうか...?」

准「ご飯食べた後に何か考えてた感じだった」

快「何考えてたんだろうな〜...」



皆でう〜ん、と唸るけど、やっぱり分かるはずもなく、



剛「...とりあえずA次第だから。Aが言ってくれるかどうかは分からないんだからさ。」



剛くんが席から立ちながら言う。






へぇ〜、剛くん珍しいな(笑)



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マーメイド - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです!!皆が主人公ちゃんを可愛がっているのが伝わってきます♪更新楽しみに待ってます!!身体に気をつけて頑張ってね(^o^)/応援しています(^^) (2016年11月10日 23時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます(´;ω;)本当に嬉しいです。こちらの作品でも、よろしくお願いします...!! (2016年8月2日 15時) (レス) id: b5e19929d5 (このIDを非表示/違反報告)
みほ - いつも楽しく読んでいます♪応援していますね (2016年8月2日 12時) (レス) id: df107de492 (このIDを非表示/違反報告)
みほ - これからも頑張って下さい! (2016年8月2日 12時) (レス) id: df107de492 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんご | 作成日時:2016年8月1日 21時

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