路地裏にいた子供たち【wrwrd!】

8人目 ページ10

そんな2人目を横目に私はとある人に電話をかけた


？「もしもし？」


『あっ？ペ神？今大丈夫？』


sn「あ、Aちゃん？こんばんは〜どしたん？」


『実は〜〜があって、、今すぐ私んちこれる？』


sn「おっけ〜任せてぇ〜」


お礼をいい電話を切る、


金髪君を背中に載せ立ち上がろうとする


右手には大量のものが入ったビニール袋を持って、


金髪君を左手で支える


とても重いし、、


何より腰に来る、、っ！！！


鈴木A、齢23で腰痛を感じた、、


歳を感じるねｯ！！！！


さあ家に行くぞと意気込んだ時にまたガシッと腕を掴まれた


今度は誰やねん、、、


掴まれた腕を見るとバッテンマスクをつけた子だこちらを睨んでいた


？「離せや」


ギリギリと腕を掴まれる


少し痛い、、けど手が震えているのが分かる


今の今まで黙っていたから多分怖いんだろう


七三分け君と糸目君はまだ言い争ってるし、、、


勇気を出したこの子はすごいな、、、


そう関心していると七三分け君と糸目君の言い争いが終わったのかまたこちらを敵意の籠った目で睨んできた。


どうしてこの子らはこんなにも敵意を示してくるのか、、


やめてくれや、、(´TωT｀)


そう思いながら私も目付きを鋭くしこう告げる


あまりこの手段は使いたくなかったんやけどなぁ、、


『敵意があるのはわかったし私が嫌なのは十分にわかったけど冷静になりなさい、この金髪君ほっといたら死んじゃうよ？いいの？』


そう言うと抵抗をしてきた3人がぐっと息を飲んだ


私は続けて


『嫌なら黙って私の後ろに着いてきて、わかった？』


そう言い私は歩き出す


ちゃんと着いて来てくれるか分からなかったが


後ろから複数の足音が聞こえるのでちゃんと着いてきているんだなと安心した。

9人目→←7人目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す