海と輝くその恋はTwo Season【好きな人がいること】

◇49.Blue&White ページ9

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｢お…、おじゃまします…。｣


千秋｢ふは…っ、いっつも来てるじゃん笑｣


｢なんでだろ…、なんか改まっちゃう｣







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翌日。







大きめのキャリーバッグを持って柴崎家に行った私。





美咲ちゃんと夏向は、


もうお店に行ってしまったようで、家にはいなかった。







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千秋｢部屋さ、夏向の隣だから。荷物置いてきな。｣


｢あ…うん！｣






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バックを持って、私の部屋になった二階の隅の部屋に入る。







そこは、白を基調とされたシンプルな部屋。






綺麗に整理されたその部屋は、


一人部屋なのに、なんだか温かみ感じた。






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昨日の夜、おばさんにはメールしておいた。


今朝、了解です。という淡白な返信が来ていた。








今日から、ここが私の家なんだ。







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“部屋…、夏向の隣だから”





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｢っ……//｣







えっ、いやいやいや、だからなに!?


なんでそんな事思い出してんの!?







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荷物を置いたので、一階に降りようと思った時、


ふと目に入った夏向の部屋。






ドアが、開いてるのが悪いと思う。…うん。







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忍者も顔負けの忍び足で、夏向の部屋に入る。







青を基調とした夏っぽい部屋で、


入った瞬間に、夏向の臭いがして、頭がクラクラした。





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