閉めます。31 ページ31
敦「…ちゃん、……ちゃ………」
貴女「うぅ…敦、君?」
周りは交差点。
戻ってこれたみたい。
敦「良かったぁ……無事みたい。目を瞑って起きないから……」
貴女「平気…
…!?鴎外さん、潤一郎君は、ナオミちゃんと他の人も…
ルーシーは!?」
敦「皆無事だよ。彼女は……」
見つからない……のかな。
米国にいたときみたいに、もう一度楽しく話せないかな……
貴女「ルーシー…」
座っていると、敦君は立ち上がっていってしまう
貴女「敦く…あ。」
敦君の先には、涙ぐんでいたルーシーがいた
貴女「ルーシー!」
立ち上がり、駆け寄ろうとしたが先、ルーシーは走っていった。
貴女「ルーシー…」
俯いたときだった。
ﾊﾞﾌｯと背中に何かが飛び込んできた。
貴女「エ、エリスちゃん!!」
エリス「うふふっ」
ニコニコ笑うエリスちゃんは本当に天使だ。
森「あぁ!!もうエリスちゃぁん!!」
大きな声でエリスちゃんの名前を叫ぶ鴎外さん
森「何処に云っていたのだい?心配したのだよぉ!!」
エリス「ふふっ…リンタロウとAを心配させたくなっちゃった。」
貴女「もう…エリスちゃん、
お外は変な人が沢山いると毎回云っているでしょ。」
中腰でエリスちゃんに注意をした。
エリス「リンタロウがそうだもの。」
貴女「そうね。」
森「えぇ酷い!」
そんな会話をしていると、私は敦君に目をやった。
目を見開いた。
目の前の光景は不自然だった。
貴女「鏡花……」
森さんが口を開いた。
森「では私達は失礼するよ。」
敦「先程は有難う御座いました。そういえば、お医者様なのですか?」
森「元医者だよ。今では普通の中年さ。」
鏡花が敦君の袖口をつかんだ。
私を見ている。
私は鏡花の前に行ってしゃがんだ。
貴女「貴方は敦君のお友達?私は中原A…お名前は?」
鏡花「えっ…泉、鏡花……」
貴女「14歳ね。私もそんな時期あったなぁ……
もしかして震えてる?ご免なさい…怖がらせるつもりはなかったの。
はい、此あげる。
うん、よく似合っているわ。可愛い…」
そう云って私は鏡花の頭に白く透き通った華の髪飾りをつけた。
鏡花「有難う、御座います。」
貴女「どういたしまして(にこ」
立ち上がる寸前、鏡花は目を見開いた
―― 此れは警告。
紅葉の姐様を悲しませたんだから、
早く帰って来なさい。此方が動く前に ――
森「Aちゃんいくよ。」
貴女「はーい。」
森「ではでは。」
貴女「またね。敦君
鏡花もね。」
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洸皐(プロフ) - コンペイトウさん» ありがとうございます!!おじいちゃんとニートですかww新しいですねw更新頑張りマッス♪ (2017年4月15日 18時) (
レス) id: 5ca92de598 (このIDを非表示/違反報告)
コンペイトウ(プロフ) - 歴史が続く物を力として呼び出すと聞いて「え、だったらお爺ちゃんとかニートとか呼び出せるの？マジで？」ってなったのは記憶に新しい。はい。別ゲーの話は置いときましょう。うん。面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年4月15日 18時) (レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
皐如月(プロフ) - 汚濁さん» ありがとうございます!兄妹関係でこんなのありか!?って云うの目指してますｗ (2017年4月5日 13時) (レス) id: 392aa85c41 (このIDを非表示/違反報告)
汚濁 - とっても面白いです！ああ中也様抱きしめてー！！更新楽しみにしてます！！ (2017年4月5日 11時) (レス) id: 2d516f1faf (このIDを非表示/違反報告)
皐如月(プロフ) - 四羅雪さん» 本当だ……あぁお恥ずかしい限りです!!有り難う御座いました!後愛読有り難う御座います! (2017年1月16日 6時) (レス) id: 392aa85c41 (このIDを非表示/違反報告)
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