第2話 ページ2
「うわああ!!助けてくれ!!死にたくない!!!」
「なんで俺らが……!!」
「に、逃げよう、、!」
いた。
隊士が数名。
動けずに固まっている。
星の呼吸 肆の型 星堕とし
鬼の首を切ると鬼は消滅して行った。
道中鴉に何人もの隊士が死んだと言うから十二鬼月だと思ったのに、これは何?
『ただの雑魚鬼じゃない。どうして手こずるの』
「星柱……!」
「馬鹿、様をつけろ!!!」
「ひぃっ……星柱様って……あの、!?」
冷酷非道な星柱。
齢12歳で師範を持たずに独学で最終選別を突破した異才
その数ヶ月後には蛇柱の元へ継子入りし、13になる頃には柱へとなった。
同い年の霞柱時透無一郎と並ぶ若き才能
だが、彼女は冷酷だった。
彼女の使う星の呼吸は水の呼吸の派生でありながら鬼へ苦痛を与えることに特化した呼吸だ。
首を切った後も鬼を罵り、切り刻む。
そして、一般隊士への多数の暴言。
これが彼女が蛇柱の継子だからなのか、
それとも生粋のものなのか。
誰も知らない。
『弱すぎ。死んだ方がマシなんじゃない?』
「そんな、!言い過ぎじゃないですか」
『私が来なかったら死んでた人間が何言ってんの』
彼らは思わず押し黙った。
鴉「カァ!カァ!緊急柱合会議!至急産屋敷邸へ!!」
『さようなら。次会うことはないと思うけど、もし会うなら……せいぜい死体ね。』
鴉の案内で産屋敷邸へと急いだ。
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作者名:ナタデココ | 作成日時:2023年7月3日 22時