Episode.20 ページ20
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そして当日。会場の外に到着すると、車のドアが開かれそこにはボディガードが立っていた。
JK「はい。」
スーツを整えながらゆっくりと車の外に足を着くと、、
女「…あれ、え？ジョングクじゃない！？」
JK「？」
男「え！？ガチだ！ジョングクが成人式来た！！！」
外で一服していたと思われる成人に早速見つかり、とりあえず微笑んどこ。
って思ったら、彼らは即会場内へ戻って行った。
JK「………」
…ジョングクスマイルを無駄にしやがって、くそう。()
そんなこんなでボディガードたちに囲まれながら、周りから歓声を浴びながら、やっとのことで会場に繋がる扉の前に来た。
BG「入ります。」
ｶﾞﾁｬｯ………
JK「………！？」
扉の先に続いていたものとは、
((キャァァァァァ！！！
もう既にこの入口は、たくさんの人達によって花道が作られていた。
JK「………え、笑」
こんな光景を見るとは思ってもいなくて、困惑しながらもペコペコと頭を下げたり手を振ったりしながら会場へ歩みを進める。
友達「ジョングガ！」
JK「？…お、！久しぶり！！」
その花道を作っていた大勢の中からは、たまに古き友人を見つけたりした。
懐かしくて嬉しくて、自分から彼らに駆け寄る。
………そして、無意識に“彼女”を探している自分もいた。
JK「………」ｷｮﾛｷｮﾛ
控えめに周りを見渡しながら歩くけど、やっぱり見つからない。
そりゃそうか、同級生だけじゃなくこんなに大勢いるんだもん………。
なんて、少し諦めかけていた時、
？「あいつの分際で…めちゃめちゃカッコよくなりやがって！！」
JK「、？」
どこか聞き慣れた、懐かしい声が耳に入った。
「ちょ、ウナ…声でかい。笑」
JK「っ、…」
その声は、特別大きい声ではなかったけれど、こんなにも自分の耳に入ってくる声なんて…彼女しかいない。
ｸﾙｯ
すぐさま声のした方向を向くと、
JK「、！」
………いた、
「、」
………いたよ。
会いたかった人。
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作者名：夢 | 作成日時：2021年2月23日 22時
