昼想夜夢【JK】 (ページ6)

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Episode.6 ページ6

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その日から今更にグクを意識するようになって、
中学２年生では神様のいたずらか、
ウナも加え同じクラスになってしまった。

小学校の頃は仲良かったものの１年の隙間は意外と大きくて、出逢った頃のようにお互い距離をとるように。

離れたところから眺めていても、彼はやっぱり面白かった。
私とは話さなくなっても、男友達や先生に楽しげな姿を見せていたり、席が近くなれば、度々私に優しさを見せてくれた。

私の恋心は増してきたところだったけど、やっぱりジョングクはもう冷めてしまったのだろう。

勇気が湧かずジョングクとはあまり話せないまま中学３年生を迎え、これまた神様からの罰なのかクラスが離れ、高校に上がれば彼は将来の夢に向かって地元を離れていった。

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高校では、私は少し特殊な高等専門学校へ入学。
友達も作り、部活動にも参加し極普通の生活を送った。

彼氏は欲しいと思っていたけど、その度何故かジョングクが浮かぶ。

向こうはもうとっくに私のことなんて忘れて新しい生活や仲間たち、もしかしたら彼女にも恵まれているんだろうな、なんて考えてしまう。

私が自覚していなかった間に、ジョングクの存在がこんなに大きくなっているなんて思いもしていなかった。

別れの時も一言二言連絡しただけで、それ以外は何もなし。今思えば、直接言ってあげれば何か変わったのかな。

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