上弦の壱と先代博麗の巫女の娘《1》

第5話 ページ7

ﾀｯﾀｯﾀｯ




早苗「あっ！見てください！青目の子が怪我してます！」


妖夢「君！大丈夫！？」


？「う、うん・・・でも、"錆兎"が・・・」


霊夢「この奥から異形の鬼の気配がするけど・・まさか其奴この奥に行ったの！？」


？「う、うん・・・俺達、〘鬼殺隊〙の最終選別で、この山に来てて・・・」


魔理沙「だからって正式な隊員でもないお前らが異形の鬼を相手にするなんて無謀だ！」


霊夢「その子助けに行って来るわ！」


早苗「お気をつけて！」


ﾀｯﾀｯﾀｯ


宵夢「君、名前は？」


義勇(幼少期)「・・・冨岡義勇」


妖夢「住んでる場所は？」


義勇(幼少期)「狭霧山・・・」


早苗「御家族は？お姉さんとか・・・」


義勇(幼少期)「血の繋がった家族は・・・居ない・・・」


妖夢「えっ・・・」


義勇(幼少期)「蔦子姉さんっていう姉さんが居たけど・・・数年前、俺を押し入れに隠れさせて、家に入って来た鬼に襲われて・・・死んじゃった・・・」

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