第2話【数百年ぶりの再会】 ページ7
ー数日後、雪波の家のリビングにてー
ー雪波視点ー
雪波「さて、どうしようかな・・・」
〘ジュエルチャーム〙探すにしても、どう探すかだ。
いつ何処でダイアナに見られているか・・・。
?「久しぶりね、雪波」
ッ!
雪波「・・・へぇ、君達って、月食の日じゃなくても、こっちの世界に来れるんだね」
うしろを見てみると、見慣れた顔がそこにはあった。
ジュエルランドを治めている魔女の1人で、私の友人。
楽マージョだった。
雪波「私の事・・・ルビーから聞いたの?」
楽マージョ「ええ。貴女の名前を聞いて、すぐに転生したんだと解ったわ」
雪波「そっか・・・なら、転生を繰り返している目的も、解ったの?」
楽マージョ「ジャスパーの【呪い】を解く為でしょ?」
雪波「・・・うん」
楽マージョ「やっぱりね」
そうだ、いちおう聞いてみよう。
雪波「・・・楽マージョ」
楽マージョ「なに?」
雪波「〘ジュエルチャーム〙はなんで人間界に散らばったの?」
楽マージョ「鳥さんが運んでる最中に突風が吹いてね、その拍子で落ちちゃったのよ」
雪波「そっか・・・あともう1つ、ダイアナの【封印】は大丈夫そう?」
楽マージョ「・・・」
・・・。
雪波「【封印】を破られたんだね?」
楽マージョ「・・・ええ、そうよ」
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