奇跡の世代と同じ学年のバレー部の子は…もう､バレーをしません｡

バレーなんて… 73% 〜過去編1〜 ページ28

私は、帝光中の、女子バレー部に、入った。元々、強豪チームと、言うことを知っていたのもあって、入部した。

A「火神 Aです。小学校は、アメリカに、いました。よろしくお願いします。」

？？「山中 香莉です！バレーボール部は、初めてです！これから、よろしくお願いします！」

3年と2年を、合わせると、11人しかいないため、私は、すぐにベンチに、入れた。私の初めての試合は、ピンチサーバーだった。

『いーけ！おーせ！かーがーみ！
火神！』

深呼吸をして、ボールを上にあげる、そして、羽が生えたように、高く飛び、相手コートに、サーブをぶち込む。

ドカンっ！

私の、サーブは、誰も取れなかった。

『ナイス！火神！もう一本！もう1本！』

今は、相手が15、こちら側は20

私が打てば優勝だ。

もう一度、呼吸を整え、ボールを上にあげる、そして、飛んで、思いっきり打つ

ドカンっ！

そう…私達は、優勝したのだ。そこまでは、良かった…この幸せが、崩れるまでは…

3年に、上がると、部活の嫌がらせが増えた。シューズが無くなったり、水が上から降ってきたり…

一番さいやくだったのが…

ユニホームが、引き裂かれていた事だった。

私は、泣いて、泣いて、泣きまくった。

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