奇跡の世代と同じ学年のバレー部の子は…もう､バレーをしません｡

バレーなんて… 85% ページ16

日向 side

日向「腹立つっ！うぜぇぇ！」

？？「あれっ？Aもう帰った？」

澤村先輩「ん？もう帰ったぞ。」

？？「まじ！？はぁ……」

澤村先輩「どうしたんだ？」

？？「実は、私の友達の妹が、Aと、同じバレー部で、相棒だったの。それで、あの事を、謝りたいって言ってたんだけど……なんで、帰っちゃうのぉ？」

影山「その相棒って、春野 紗奈ですか？」

？？「良く知ってんねッ！影山くん！」

影山「なんで、名前……」

？？「Aと、喧嘩してたでしょ？あ、私、井多磨 瑠璃っ！よろしくねっ！」

影山「はいっス。」

井多磨「そんでねぇ…『瑠璃……』あ、A……」

A「他の人に、話さないでって、言ったのよね？なんで、はなしちゃうの……」

井多磨「私は、Aの、為を、思って！『は？』っ……」

A「余計なお世話。もう、あの頃には、戻りたくないの。だから、私の前では、バレーって、単語を出さないでって、言ったの。思い出すから……」

井多磨「ごめん。」

A「もういいよ。紗奈に、[あの頃を、思い出すから、バレーを、辞めた。あと、あの頃の事は、許さないつもりだから。]って、言っといて。」

影山「……」

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