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[向井side]
今日の朝、いきなり相談したいことがあるから電話できないかとAちゃんから連絡があった
たまに連絡とってるけど、相談は初めてやった
ダテさんのことやろうな〜とは思うんやけど、えらい不安そうにしとったから、何か2人の間にあったんやないかと内心ドキドキしとった
《単刀直入に言いますね》
どんな話をされるんやろ
《私、
涼太さんのこと、好きになっちゃったみたいです》
向井〈へぁ？〉
まって
Aちゃん、ダテさんのことが好きやって？
《好きであることに気がついてしまったんです》
向井〈唐突やなぁ笑
まって、気がついたってどういうこと？〉
《先日、涼太さんのお家でご飯食べてたんですけど》
気づいとるか？
やってることがもうカップルやねん君達
《好きってどういうことなのかって話になったんです》
向井〈おん〉
《そしたら涼太さんが、
一緒にいたい人、いて楽しい人
あとは、その人が他の人と恋人らしいことしてるのを想像して苦しくなったらそれは好きだって》
向井〈それ俺がダテさんに言ったやつやないかい笑〉
《私その時涼太さんで想像して、すごく苦しい気持ちになったんです！
これって好きってことですよね！》
向井〈もう大好きやん笑
前会った時から俺薄々気づいてたけどね〉
《えっ》
向井〈顔に書いてあんねん笑
好きー！って笑〉
《うそ！？その時は全然気づいてなかったです…》
向井〈なんかそれに気づいて不安になることがあるんやったら、たぶん杞憂だと思うんやけどなぁ〉
《え、なんでですか！？
歳の差もあるし彼はハイブランド身につけて良いマンションに住んでて私とは格が違うというか…》
向井〈まぁ不安になるのはわかるんやけど…
ダテさんがステータスでつるむ人間考えてると思うか？中途半端な気持ちで女の子家にあげる人だと思うか？〉
《思わないです…家にもあげない人だと私は信じてますけど…》
向井〈やろ？Aちゃんだからやと思うけどな俺は〉
《私だから…》
向井〈おん、自分自信なさすぎるんよ、
べっぴんさんなんやからもっとドンッとかまえ！〉
《えぇ…》
向井〈自信ないし不安になる気持ちはわかる
せやから、まずはなるだけマイナスに考えないようにしよか？〉
《そう…ですね》
向井〈どうしてもダテさんのこと信じられんってなったらその度に俺が安心させたる！〉
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作者名：鮎 | 作成日時：2022年11月30日 21時
