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[宮舘side]
向井「まぁダテんち行くってのはいいんやけど、
まだ言うことあるよな!」
焦らせないでくれ康二…笑
宮舘「あー…その後康二と一緒にAちゃんを家まで送って、康二と2人になった時にね、言われたの
Aちゃんのこと好きなんじゃないかって
俺、恋愛なんてするつもりもなかったし、縁があるとも思ってなかったから好きとかよくわからなくて
でも一緒にいたら楽しいし、お別れの時間は寂しいって思うし、会いたいって思うし…」
自分で言って恥ずかしくなった俺はメンバーから目をそらす
宮舘「康二に、Aちゃんが他の男と楽しそうにしてたらどんな気持ちになる?って言われて
俺すごい苦しくなっちゃって
あ、Aちゃんのこと好きなんだなって
これが好きって気持ちなんだって気づけたの
思ったよりつまらない話だったでしょ…?笑」
不安になって恐る恐るみんなの顔を見る
反応がない
宮舘「や、ごめん…浮ついた話して…」
話さない方がよかったんじゃないか、
そう思った時、ふっかが口をひらいた
深澤「いや、なんか…
俺、舘さんがこういうこと話してくれるようになったのが本当に嬉しくて…」
佐久間「俺らが無理やり話させたって言うのもあるけど、涼太が泣きそうな顔して話すもんだからさ」
阿部「そう、
あ、ちゃんと本気なんだなって」
岩本「舘さんが選んだ人だし、舘さんが好きって感情に気づけるきっかけになった人なんだからさ、
たぶん本当に素敵な人なんだろうし、幸せになれる気がしたよ俺は…俺らは、かな」
目黒「俺ら不安だったんですよ、
舘さん真面目だから人を好きになってしまったことに罪悪感があって悩んでるんじゃないかとか
好きって感情がわからないから、それに対しても悩むことも多かったんじゃないかなって」
向井「舘さんちょっと痩せてるの気づいた?」
宮舘「えっ…」
ラウ「めめ、舘さんのお腹のお肉減っちゃったって悲しんでたよね笑」
目黒「お前ふざけんなよ笑」
渡辺「俺涼太に最近パンとか半分あげてただろ」
宮舘「そういえば…」
俺よりみんなの方が俺のこと考えてたんじゃないか
迷惑だと思って本当の気持ちに気づかないようにしてたのかもしれない
もっとメンバーを頼ればよかった
知らない間に助けられてたんだな
本当にSnowManでよかった
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作者名:鮎 | 作成日時:2022年11月30日 21時