7階？ Y．Y ページ20
丸 「ゆうちん 早よせな時間過ぎるで〜」
錦 「横山くん ほんまに時間あってんの？」
大 「横山くんのせいで村上君に怒られるとか嫌やからな」
横 「分かってるって てか何でお前らも一緒やねん」
渋 「そんなんAが帰ってくる日にオレらおらんでどうすんねん」
横 「なんでやねん そこは感動の再会ちゃうんか」
なんて言ってみるけど
心の中では そらそうやわな
って思っとる自分もおって
何か複雑な気分……
どっくんの運転する車に乗り込んで空港に着くと
結構ギリギリの時間で
先に着いてたヒナとヤス
雛 「ちょっと到着遅れてるってよ」
安 「久しぶりやなぁ〜Aちゃん」
大 「横山くんはいつぶりなん？」
横 「一年ぶりくらいかなぁ」
丸 「1年ぶりって信ちゃんの結婚式やん」
大 「無いわ〜ありえへんわ〜」
雛 「俺は一回会おとるけどな」
大 「彼氏より会ってる回数多いってどうなん」
雛 「そんなもん知るかいな」
丸 「あっ 出てきたで」
丸のその声でみんな一斉に出口の方を向いた
ゾロゾロと大きな荷物を持って人が出てきた中にAを見つける
渋 「A！！」
って何です ばるが呼ぶねん
そこはオレやろ
安 「Aちゃ〜ん」
スグに安が駆け寄ってAとハグしとる
せやから何でハグやねん
結局出遅れてしもたオレは1番最後やん
オレ彼氏やろ？
「きみくん ただいま！」
「おん…おかえり」
「…………」
「…………」
錦 「何も喋れへんやん」
渋 「Aこんなムッツリど変態ほって
さっさと行くぞ」
横 「誰がムッツリど変態やねん」
丸 「今日はなAちゃんのお帰りサプライズパーティーであります」
A 「それ言ったらサプライズにならないよね〜」
安 「ホンマや(笑)」
どっちに行くか分かってるんかしらんけど1番前を歩くす ばる
その後ろで
「ちょっ す ばるくんそっちちゃうで」
って指示するどっくん
Aと並んで手を繋いでる安
変顔しながらAの荷物を持ってる丸
「お腹空いたわ〜はよ飯食べよ〜」って叫ぶ大倉
雛が少し後ろを歩いてる俺の方を見た
横 「何やねん」
雛 「結婚もなかなかええもんやぞ」
横 「おん」
そう言ったらまっすぐ前を見て
雛 「また、賑やかな毎日が始まるな」
そう言って自慢の八重歯を見せて笑った
.
おわり
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作者名：ほままる | 作成日時：2016年8月27日 4時
