赤色に染まる (ページ8)

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正門さんの舞台が決まり
稽古と本番で私も1ヶ月半程東京と大阪を行ったり来たりする生活をすることになった

いつもなら東京の現場は東京のマネージャーさんがやってくれるのだけど
今は人手が足りないらしい

正「東京の現場マネージャーがAちゃんで良かった〜」

さすがリアコNO１
謎に見つめられて
めっちゃ笑顔で普通にこんな事をサラッと言える人
正門さんに見つめられキュンと来ない女の子なんて
この世にいるんだろうか

正「だって人見知りしてまうから
東京のマネージャーさん知らん人やったら慣れるのに時間かかんねんなぁ〜
あと、Aちゃん絶対褒めてくれるし」

「そうですか？」

正「ええ〜？アレ無自覚なん？」

「イヤ素敵だとと思ってる事は素直に素敵だと言うようにはしてるんですけど」

正「それがね俺らのモチベーション上げてんねんで
こじけんとか褒められて伸びるタイプやからな
俺もそうやからいっぱい褒めてな」

正「あと、東京期間に大吾と廉とご飯行くねんけど
Aちゃんも一緒に行こな」

「イヤイヤそこは3人さんで楽しんでください」

正「Aちゃんも東京行くって言ったら大吾が逢いたいって」

西畑さんにお会いするの久しぶりだな

正「そう言えばAちゃんは良かったん？
彼氏さんと1ヶ月以上会えんくなるのに」

「あぁ〜大丈夫だと思います前は2ヶ月会えてませんでしたし」

正「マジで？俺やったら淋しくて死んでまうわ」

逢えなくて淋しいって気持ちも最近はあんまり考えたこと無かったな

正「なになに〜？お兄さんが聞いたげるやん」

「同い年ですから(笑)それよりも今はAぇの皆さんに会えなくて淋しく思います」

そう言うと正門さんは

正「Aちゃん嬉しいけど、しっかり休まなあかんよ
完全に職業病やで」

って苦笑いをしていた

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