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「正門さん」
正「ん〜？」
「正門さんって革ジャン好きじゃないですか」
正「そうやなぁ」
「今年、革ジャン欲しいなぁと思ってて
でも、全然どう選んでいいのか分からないんですけど
正門さんっていっつもどこで買ってるんでしょうか？」
正「俺がいつも行ってるお店行ってみる？
一緒に行って選んだげるよ」
「いいんですか？」
正「あぁでも一応誠也くんには報告しといてな」
「え？！」
正「ん？」
「…正門さんは知ってるんでしょうか？」
正「なんで急に小声？(笑)何を知ってんの？」
「…私と…末澤さんの事…」
正「ええ〜！そうなん？全然知らんかった〜」
正門さんってエスパーなん？
それともただの天然なん？
正「良かったやん ん？で合ってんか？
まぁ、俺らは結局あの人が調子悪いと調子狂うし楽しんでると幸せやと思うしそう言う変なグループなんよ」
「愛ですね」
「Aちゃんもやからね
ほんまそう言うことやったら絶対に報告しといてな
怒られたらイヤやから」
.
「…ってことになったんで明日正門さんと革ジャン見に行って来ます」
誠「なんでそんな話になんの？おかしない？俺とでええやん」
「でも革ジャンやから正門さんの方が詳しそうだし
お店も知ってそうやと思って」
誠「俺も行く 俺も正門も明日ラジオやし
何時？どこ集合？明日Aぇで打ち合わせやんな
そのあと？」
「…打ち合わせ前にランチ兼ねて…怒ってますよね」
誠「当たり前やん 相手正門やで
ランチもすんねやろ
デートやんそんなん」
「デートじゃない ランチして革ジャンを見に行くだけ」
「無理！明日午前中予定あるって言ってたんそれ？
ちょっとは自覚してや」
.
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作者名：ほままる | 作成日時：2022年10月28日 15時
